阪神大賞典の展開と予想2025年

阪神
11R

阪神大賞典の展開と予想

3000m 芝 良 🌞

阪神大賞典の傾向

RPCIは55前後、レースタイムは3分5秒5前後の予想

ペースはRPCI51前後になる場合と55前後になる場合の二通りある。 RPCI51の時はレースタイムが3分3秒前後、RPCI55の時は3分5秒前後になる。 今年は積極的に前から行くタイプの馬がいないので、RPCI55くらいのスローになる予想。 平均ペースになると7~10番手の少し後ろからの差し馬に展開が向く。

2~5番手で上り3F最速馬が勝つ

過去の勝馬を見てみるとそのほとんどが2~5番手につけて上り最速で勝っている。 ディープボンドやゴールドシップのようにお替りも多くみられるレースで、今年は勝馬のテーオーロイヤルはいないけれど2着と3着馬のワープスピードとブローザホーンがいる。 最近の阪神大賞典では近走の重賞長距離戦を上り最速で勝っている馬の活躍が目立つが今年は不在。

上りは重要だけど最終コーナーで5番手以内につけていないと厳しい

3着内で見ても上りが速い馬が目立ち、PCIが50未満になったケースは2019年くらいしかない(この時はハイペース) 1着馬は前走重賞からの参戦が多く、万葉Sなど長距離オープンレースからの参戦の成績は低め。 有馬記念、京都記念1着馬、ダイヤモンドS2着以内などからの参戦で活躍が目立つが、今年の該当馬はブローザホーンくらい。 ここ3年はRPCI55以上のスローペースが続いていて、今年も同程度のスローペース想定。

数値の相関関係はまあまあ。NSA値、A値、SA値、TSA値などが良さそう

数値の相関関係はまあまあ。NSA値が一番良さそうで、NSA値4位までの馬が過去10年で7回勝利している。 A値・SA値・TSA値も良く、TSA値は1~5位までの馬が1~3着の全てに入ったのが4回。 今年は数値でも分散していて、SA値・A値・SP値1位、TSA値2位のワープスピード。 TSA値1位、SA値2位のゴールデンスナップ、NSA値1位、S値2位、TSA値・A値・AG値3位のヴェローチェエラ、 S値1位、NSA値・SP値2位、TSA値4位のショウナンラプンタなど。 人気馬がそのまま数値が高く、今年も何だかんだ堅い決着になりそう。

有力馬診断

ショウナンラプンタ

前走は日経新春杯に出走し12番手からの競馬で2着。 後ろから進めるタイプなので少し展開的には合いづらい。 菊花賞ではダイヤモンドSを圧勝したヘデントールにタイム差なしの4着。 横の比較で考えるとダイヤモンドSでヘデントールに1秒差で負けているワープスピードより良さそうに思える。 今回は武豊騎手に乗り変わり、展開を上手く合わせられれば。

10ワープスピード

前走はダイヤモンドSに出走し4着。2走前はメルボルンカップ(GI)に海外遠征し2着。 3000m超えの長距離レースでは安定して走れているが勝ち切れないレースが多い。 4~5着になることも多く不安もあるものの今回のメンバーなら。

ゴールデンスナップ

前走は万葉Sに出走し4番手からの競馬で勝利。2走前はステイヤーズSで前からの競馬で4着。 前からの競馬で速い上りが使える馬券に絡み易いタイプ。 去年の阪神大賞典では11番手の後方からの競馬で5着に入っていて自在性もありそう。

ヴェローチェエラ

前走は日経新春杯で0.7秒差の4着。 2200m戦では負けているものの距離を伸ばしてよいタイプな気もする。 リアルスティール産駒で3000m以上の参戦が無いので実は長距離が一番合うなんて可能性も。 父リアルスティールは1800mが主戦距離ではあったものの菊花賞でキタサンブラックにタイム差なしの2着の実績がある。

ブローザホーン

去年の秋以降3戦続けて二桁着順で上りタイムも0.8秒以上の差がありやや不振続き。 去年の宝塚記念までは無類の強さを発揮していて、宝塚記念を勝利し天皇賞春でもテーオーロイヤルの0.3秒差2着に入っている。 去年の春と同じ走りが出来ると今回のメンバー相手なら勝ち負け出来る。

管理人による馬券予想

本命◎
1ショウナンラプンタ
対抗○
10ワープスピード
単穴▲
6ゴールデンスナップ
連下△
2ヴェローチェエラ
5ブローザホーン