今年から米子Sの名称がしらさぎSに変更され、新設重賞に昇格したので、阪神競馬場(良馬場)で行われた米子Sの過去レースを参考に傾向を調査します。
過去6年のレースを見てみると、上り3Fの速い馬が馬券に絡み易い傾向です。
レースのペースはスローからハイペースまで色々ありますが、どのペースでも持続スピードが重視されるレースになりそうです。
10番手より後ろからでも馬券に絡むケースが見受けられます。
後方からだと差し届かないイメージでもあり、頭までは難しいのかも知れません。
最終コーナー1番手で馬券に絡んでいるのが3頭、3番手につけていた馬が4頭いて、どのポジションでも馬券に絡めそうなレースです。
指標の数値の相関関係は弱めで、そこまで能力値の信頼性は高くなさそうです。
指標の中ではTSA値やNSA値の高い馬が馬券に絡み易い傾向が見られます。
今年数値の一番目立つのはシヴァースでTSA値・NSA値・A値・AG値が1位、SA値が2位です。
TSA値がシヴァースと同じく高いのが大身大和でTSA値・AG値が1位で、NSA値・A値が2位です。
両馬ともに末脚の数値が高め。
次に数値で目立つのはデビットバローズでSA値・SP値が1位、TSA値が3位です。
2冠馬のチェルヴィニアは数値ではそこまで高くないようです。(最近マイル戦が少ないからかも知れません)
午前5時の時点で荒度は9と荒れそうな数値となっています!
出走馬表を見てみても、荒れそうな雰囲気が見受けられます。
SP値・AG値・SA値の色付きが多い場合、荒れやすい傾向です。
また、騎手変わりがある場合も一変するケースが見受けられ思いもしない一頭が馬券内に入ってくる可能性があります。
逃げ馬が不在で展開が読みづらく、逃げた穴馬が馬券に絡むなんて展開もありそうです。
人気薄で逃げそうなのはタシットやダンツエランでしょうか。
今のところ古馬戦では結果が出せていません。 いずれも2200m以上でのレースでマイル戦はかなり久しぶりです。 アルテミスSを勝利した時の数値は非常に高く、マイルの方がむしろ合いそうまであります。 実績は申し分ないのですが、前走が原因不明な大敗だったのが不安材料です。
前走あけぼのSを勝利してオープン入りしました。 上り3Fで最速タイムになることが多いのが特徴の一つだと思います。 前走初めて岩田康誠騎手への乗り変わりで勝利していて、A値65のSA値131と数値もとても良かったのが好材料です。 阪神は初めてですが、中山・東京のどちらでも高い数値で走れていて、コース変わりは問題なさそうな気がします。
前走阪神マイル戦の夢洲Sを勝利してオープン入りしました。 前走の数値がA値66のSA値133と非常に高く、レースタイムも1分32秒3と今回の勝ち時計になってもおかしくないタイムでした。 前から進められるタイプで末脚も33秒台で走ることが出来るので、3番手くらいから進められると強そうです。
前走はエプソムCに出走し、4番手からの競馬で9着と負けています。 敗因はハイペースを上げていて、あまり早い時計になると厳しくなりそうです(エプソムCはレコード決着で前潰れなレースでした) 2走前の大阪城Sでは2~3番手からの競馬で上り3F33秒5,A値69のSA値137と非常に高い数値で勝利していて、阪神のマイルくらいの距離は得意としていそうです。 シヴァースとタイプが被りますが、甲乙つけがたいイメージです。 松山騎手に乗り変わりとなりますが、松山騎手騎乗時の数値・成績共に悪く、データ的には相性が良くないように見えます。
前走はダービー卿CTで11番手からの競馬で3着でした。 その前3走は負けが続きましたが、前から進めて速い末脚が使えるタイプで、安定して馬券に絡めるタイプだと思います。 騎手は坂井騎手に乗り変わりになりますが、プラス材料と考えてよいかと思います。
今回唯一の3歳馬です。能力的には低いですが、他馬と比べ6kgのハンデ差は有利に働きそう。 逃げ馬が不在なので、積極的に逃げたりすると可能性が出てきそうが気がします。
前走はAJCCに出走し7番手からの競馬で12着と大敗。馬体が増えたため、距離が長いことを敗因として挙げていました。 今回はマイルに初挑戦で騎手変わりや初の阪神競馬場ということもあり読みづらいです。 ハンデが59kgある点はマイナス材料です。
| 本命◎ |
7チェルヴィニア
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|---|---|
| 対抗○ |
5ダイシンヤマト
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| 単穴▲ |
8シヴァース
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| 連下△ |
2キープカルム
10デビットバローズ
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| 穴馬× |
13ダンツエラン
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