大阪杯の展開と予想2025年

阪神
11R

大阪杯の展開と予想

2000m 芝 良

大阪杯の傾向

RPCI50前後の平均ペース、1分58秒2前後のレースタイムになる

スローペースになることもあるけれど2021年以降はRPCI49~51くらいの平均ペースが続いている。 ここ3年はスタート後の2ハロン目に10秒台のかなり激しいポジション争いがあり、向こう正面から11秒前後の速いラップタイムが続く。 終始速いタイムがゴールまで続く持続力勝負となり、レースタイムが1分58秒2前後の速いタイムが続いている。 上り3Fは速さよりも持続力勝負になり易く、前からの競馬で35秒0前後くらいの上り3Fタイムで走るのが勝ちパターン。

数値の相関関係は弱め。S値は高い方が良く60以上、NSA値は120以上が良さそう

数値の相関関係は比較的弱め。逆に各値の1位が馬券にあまり絡んでいない。 かなりレースタイムが速くなるので、最近の大阪杯ではS値が60以上必要。 NSA値も120以上あるのが良さそうで、近走高い数値で走れている馬の方が良い。 上り最速タイムの馬が3年とも馬券に絡んでいるので、10番手くらいからで速い末脚が使える馬は抑えておいた方が良さそう。 また、近走でS値70前後、SA値130以上で走れているタイプは活躍しやすい。

基本的には前からの馬が有利。上り最速馬は要注意だけど後ろからは届かない。

1~3番手くらいの前から進めるタイプが馬券に絡むケースが多い。最終コーナーで5番手までに付けている馬が過去7年馬券に絡んだ21頭中16頭。 最終コーナーで10番手より後ろだったのは去年最終コーナー10番手だったルージュエヴァイユのみ。 7~9番手くらいからの競馬でS値が60以上でA値65前後の速いレースタイムのレースで上り最速で勝ち負け出来ている馬は馬券に絡み易く要注意。 今年前から進める有力馬はホウオウビスケッツ、ベラジオオペラ、エコロヴァルツ。 10番手前後からはシックスペンス、ロードデルレイ、ステレンボッシュ、ヨーホーレイク。

有力馬診断

10シックスペンス

前走は中山記念でレコードタイムで勝利。S値74、A値67で勝利していて速いレースタイムでも上り最速タイムが出せる。 数値では文句なしなのだが、ルメール騎手騎乗時の数値・実績は申し分ないけれど、他の騎手騎乗時に数値がパッとしない点が気になる点で、武史騎手への乗り変わりの影響がどう出るか。 3~7番手から進めることが多く、展開は向き易そう。

ホウオウビスケッツ

前走は金鯱賞で2番手からの競馬でクイーンズウォークにタイム差なしの2着。 前から進めてどの相手でも馬券に絡める安定さがある。 岩田康誠騎手騎乗時に3着内を外したことが無く、相性がとても良い点が好材料。

14エコロヴァルツ

ここ2戦はどちらも3番手からの競馬でS値70以上、A値67以上と非常に高い数値で勝ち負けしている。 3歳時のクラシックレース3戦はいずれも掲示板に乗れず負けているけれど、ここ2戦だけを見ると大阪杯の傾向には最も合いそうなタイプ。 どちらのレースも中山でのレースだったので中山だけ走るタイプかも知れないけれど、この数値でこの人気は魅力的。 勝ち負け出来ているときは内枠が多く、外枠になったのはマイナス材料になりそう。

12ステレンボッシュ

前走は香港ヴァーズに出走し3着。ここ5戦のGIレースで馬券内を外したことが無く非常に安定している。 10番手くらいの中団後方くらいから進めることが多く、直線の切れ味勝負になりそう。 2000m以上のレースで比較的数値が低めで、マイル戦で直線勝負みたいな方が合いそうな気はする。 桜花賞では阪神xモレイラ騎手騎乗で勝利していて、S値67、A値64と高い数値で走れているので

ベラジオオペラ

2~3番手で進めるタイプで持続力勝負の方が向くタイプ。 ここ3戦は良いところなく負けているけれど、スローペースでの持続力勝負になるとスピードでやや劣る印象。 去年の大阪杯を含め阪神は3戦3勝と一番得意な条件で、ここでなら今回の相手でも勝負になりそう。

13ロードデルレイ

前走は日経新春杯で6番手からの競馬でS値72、SA値130で2着に0.5秒差で圧勝。 去年の暮から3戦A値が低い点はやや気になるものの、S値の高いレースで結果を出しているのは好材料。 しかし、どちらかというと東京や新潟の直線が長いコースの方が合いそうな気がする。

管理人による馬券予想

本命◎
10シックスペンス
対抗○
2ホウオウビスケッツ
単穴▲
14エコロヴァルツ
連下△
5ベラジオオペラ
12ステレンボッシュ
13ロードデルレイ