アーリントンカップレース名が変更。

アーリントンパーク競馬場が廃止に伴い、今年からチャーチルダウンズカップと名称が変更になりました。 アーリントンＣは阪神１６００ｍ戦ということで基本的にはクラシック路線には間に合わず、今後の短距離戦で活躍する可能性がある馬がたちが出走します。 ＮＨＫマイルＣでの勝馬は過去１０年ではダノンスコーピオンだけで、後のスプリンターズSを勝ったタワーオブロンドンや天皇賞春を勝ったレインボーラインがいて、マイル巧者が集まるＮＨＫマイルＣを見据えたレースというよりも後の活躍馬としては晩成型の馬達が参戦する印象です。 ＲＰＣＩ５１前後の平均ペースとなることが多く、レースタイムが１分３４秒１前後になることが多い。 ３～４コーナーで息が入る直線勝負型になる展開が多いですが、上り最速タイムの馬の馬券内率は低く、前目につけておく必要がありそう。

差し馬有利になり易い。上り最速馬は少なく、１勝クラスからの上り馬も多い

３着内の傾向で見てみると上り最速馬は比較的馬券に絡む確率が低い。 後ろからでも馬券に絡むケースがある。 後の活躍馬は比較的少ないけれど、ＧＩを勝つような馬はダノンスコーピオンやタワーオブロンドンを始めここでは勝利している。 ＰＣＩ３はまちまちでペースが年によってバラバラになり易いけれど、良馬場では５４以上のスローペースになることが多く、直線まで脚を残せるタイプが有利になり易い。

◎ 11モンテシート

前走は白梅賞を勝利した上り馬。馬体重の増加と共にＳＡ値も伸ばしてきている成長を感じる一頭。 ２走前のジュニアＣでは３着だが１着ファンダムが毎日杯を快勝、２着馬モンドデラモーレはファルコンＳと２着と活躍している。 前から行く競馬で粘れる脚を使えるタイプで馬券には絡み易いタイプ。

〇 ６アルテヴェローチェ

前走はシンザン記念に出走し６番手からの競馬でリラエンブレムに０．４秒差の２着。 基本的には４～６番手から進める競馬になるけれどやや決め手には欠ける印象。 実績は最上位で強い相手との競馬経験は一番豊富。 騎手は重賞勝利時の佐々木騎手に変わるがどうか。

▲ ７ランスオブカオス

前走はきさらぎ賞で３着、２走前は朝日杯ＦＳで３着と堅実な結果を残している。 ６～１０番手くらいから進める競馬で速めの末脚で差す競馬が続いている。 ここ２戦の重賞戦では差し届かないレースが続いているけれど、今回の相手でどうか。