平安Sの展開と予想2025年

京都
11R

平安Sの展開と予想

1900m ダート 稍重 ☔

平安ステークスの傾向

ペース傾向はバラバラ。レースタイムは1分57秒3前後が多い

ペースはRPCI44~RPCI52まで幅広く、ハイペースから平均ペースくらいになることが多いです。 今年はレース当日の土曜日に雨の予報で稍重くらいになる想定ですが、近年の京都開催での稍重は2023年のRPCI44と2018年のRPCI50だった2回あります。 ペースはバラバラでしたが、どちらの年も最終コーナーで1番手の馬が勝ち、6番手~8番手の馬が2~3着に入っているのは同じでした。 レース前半の直線が最も早いペースになり、向こう正面からゴールまでは12秒台くらいのペースで淡々と進むケースが多いです。 予想ではRPCI48前後のペースで1分57秒3前後のレースタイムを想定しています。

末脚は大事。1~4番手の前が有利。後ろからでも届く

基本的には前が有利になることが多く、1~4番手くらいが優勢になります。 反面、15番手の後ろからでも届くケースが見られ後ろからでも36秒3くらいで走ることが出来ると馬券に絡むことができています。 上がり3Fの速い馬が馬券に絡むケースは多めで、上り3Fタイムを36秒台で走れると馬券に絡み易そうです。 逃げ馬が去年を含め過去7年で3勝しているので、逃げ馬は要注意です。 今年一番逃げそうなのはマーブルロックで、次いで逃げそうなのがレヴォントゥレット、アウトレンジ、ロードクロンヌあたり。 6番手くらいまでの前から進めてそこそこの末脚が使えるタイプか、後ろからでも36秒台で走れるタイプが良さそうです。

数値の相関関係はボチボチ。A値が良さそうで、次いでAG値・S値・SP値あたりが良さそうです

数値の相関関係はボチボチくらいです。各項目の1位の馬が馬券に絡むケースが多く、特にA値は2位までの馬が良く馬券に絡みます。 今年数値で一番目立つのはテーオードレフォンで、AG値・SA値が2位で、TSA値・S値・NSA値が2位、A値は4位です。 次に高いのがメイショウハリオでS値・NSA値が1位でA値・SA値が2位、TSA3位です。 今年A値が1位なのはジンセイで、AG値2位・TSA値3位です。 他にブライアンセンスがSP値・TSA値1位でS値・SA値・NSA値3位となっています。

有力馬診断

ブライアンセンス

能力
90
騎手
60
展開
80
実績
70
コース
80

前走はマーチSに出走し4~6番手からの競馬で上がり3Fタイム3位の37秒9の末脚で勝利しています。 2走前も3~4番手からの競馬でアルデバランSを上り3Fタイム2位の35秒9とかなり速い末脚で勝利していて、今年は2連勝中と好調です。 京都競馬場では4戦していて3勝していて、残りの1戦も東海Sでやはり上り3F35秒9と速い上りでの4着で走れていて得意な条件だと思います。 3~7番手からの競馬でA値60を超えるような速い上りが使えるタイプなので展開が向き易そうです。 騎手は引き続き岩田望来騎手騎乗ですが、相性は良さそうに見えます。

13ジンセイ

能力
88
騎手
80
展開
60
実績
40
コース
70

ダート転向後2-1-0-0と安定した成績で、前走京都1900mの3勝クラス観月橋Sを勝利してオープン入りしました。 この時の上り3Fのタイムが36秒0と良い末脚が使えている点や京都1900mダートで2戦2勝と得意な条件だと思います。 川田騎手騎乗で馬券内を外したことが無く、安定して走れている点も魅力的です。 前から進めて上り最速タイムが3戦続いているので、展開も合いやすいと思います。

テーオードレフォン

能力
100
騎手
40
展開
60
安定
40
実績
60
間隔
70

前走は5カ月の休養明けで平城京Sを2~3番手からの前からの競馬で上り最速タイムでタイム差なしの2着でした。 前から進めて速い上りが使えるので、前走同様の走りが出来るとここでも馬券に絡んできそうです。 少し波がありますが、SA値137くらいで走れることがあるので能力は最上位レベルの評価です。 反面やや安定感に欠ける面も見られ100台まで落ちるケースもありますが頻度は少なく、比較的安定して走れるタイプだと思います。 騎手はシュタルケ騎手に乗り変わりになり未知数ですが、少しマイナスした方が良いと思います。 今回は中1週での叩き2戦目になりますが、過去の成績を見ると叩き2戦目は不調になることが多いように見えます。

メイショウハリオ

能力
90
騎手
60
展開
60
実績
100
ハンデ
30

前走は川崎記念で向こう正面で位置を7番手から2番手まで上げて上りタイム2位の38秒2で勝利しました。 JpnIを4勝していて、実績は出走馬中最高。 8歳と高齢になりましたが、前走の川崎記念を勝っている辺りまだまだ能力に衰えは無さそうに見えます。 2走前のフェブラリーSでは15番手と後方からの競馬になり6着と負けているので、前から行けると良さそうです。 ハンデが59kgありますが、実績を考えるとこれくらいならば勝負できるのではないかと思います。

ロードクロンヌ

能力
88
騎手
60
展開
60
安定
80

前走はマーチSに出走し2~3番手での競馬でブライアンセンスに0秒1差の3着でした。 ダート転向後が非常に好成績で、これまで5戦して4-0-1-0と馬券内率100%です。 ここ2戦SA値が125を超えていて数値的にも活躍できる範囲にあると思います。

11マーブルロック

能力
84
騎手
70
展開
80
実績
50

今回逃げそうな一頭で2走前に武豊騎手騎乗でレグルスS(OP)を逃げて勝利しています。 数値はSA値120くらいでそこまで高くないのですが、すんなりと逃げられると可能性が出てきそうです。 武豊騎手に戻る点が好材料で、2走前の数値が最も高い数値だったのでここでも期待できるのではないかと思います。

× 12レヴォントゥレット

能力
84
騎手
50
展開
60
安定
50

1~2番手の前からの競馬が得意です。前走は条件戦を4連勝して初めてのオープン競争で2番手からの競馬で4着でした。 前走は少し負け過ぎたかなという印象ですがその前の4連勝は安定性の高さが伺えて高評価です。 前から行けるタイプなので、展開が向くと馬券に絡んで来る可能性がありそうです。 騎手が鮫島克駿騎手に乗り替わるのはややマイナス評価としています。

× 14ライオットガール

能力
騎手
30
展開
60
ハンデ
60

2023年10月以降は地方競馬で走っていて、中央競馬は2年ぶりの出走となります。 その間の数値がなかなか読みづらいのですが、中央競馬最後のレパードSではA値66のSA値138という高数値で勝利していて、実は能力が高いんじゃ・・・なんて期待をしています。 今回出走馬中唯一の牝馬で最軽量ハンデの55kgとなります。

× カンピオーネ

能力
60
騎手
50
展開
50

今年は2走前の総武Sで15番手の後方から上り最速タイムで6着。前走も12番手の後方からの競馬で上り最速で6着でした。 数値もそれほど高くなくて良いところもなく負けてはいるのですが、上り最速で走れている辺りで展開が向くと一発ありそうな気がします。 高杉騎手への乗り変わりが逆に好材料で、人気薄の高杉騎手は買いです。

管理人による馬券予想

本命◎
8ブライアンセンス
対抗○
13ジンセイ
単穴▲
1テーオードレフォン
連下△
4メイショウハリオ
6ロードクロンヌ
11マーブルロック
穴馬×
12レヴォントゥレット
14ライオットガール