今年の京都新聞杯は久しぶりに道悪での開催になりそうです。
前回稍重で開催されたのは2008年まで遡ります。
2023年が雨の中での良馬場で2分14秒1と少し時計がかかっているので、これくらいまでタイムが遅くなる可能性がありそうです。
少し遅めのタイムで、少し前が速くなりやすいので、RPCI53程度のややスローペースで2分12秒前後のレースタイムになる想定。
スタート直後に10秒台の速いペースになった後、コーナーに入って向こう正面まではかなりゆっくりとしたペースで進みます。
3コーナーの下り坂に入ってから徐々にペースが上がり、4コーナーからゴールまで勢いそのままに進む後傾ラップの展開となります。
過去15年の勝馬を見てみると、そのほとんどが上り3Fタイムが最速もしくは2位の馬が勝利しています。
京都競馬場リニューアル前と現在ではレースタイムは似ていますが、上り3Fタイムが速くなりPCI3も2年とも58~62と非常に高い数値になっています。
良馬場時では上り3Fで33秒5前後が一つの目安になりそうで、稍重になると34秒前半くらいになりそうです。
3着以内の結果を見ると、上り3Fの速さが目立ちます。
2020年までは7~12番手くらいの差し馬が目立っていますが、京都競馬場のリニューアル後の2023年・2024年はどちらも逃げ馬が馬券に絡み、比較的前からが有利になったように見えます。
今年は雨の影響もありそうで、より一層前が有利になりそう。
今年前から進めそうなのはナグルファル、エムズ、ロケットブラータ辺り。
キングスコールやショウヘイは前から進めた時に好成績なので、前から行けると強い。
新馬戦でレコードタイム勝利、スプリングSで大幅な出遅れ&無茶なまくりなど不利がありつつの3着と能力は非常に高いことが伺えます。 前走皐月賞とスプリングSで2戦連続で出遅れている点と1枠なのでスタートが鍵を握ります。 スタートが決まれば勝ち負けで、出遅れてもスプリングS同様に馬券に絡む可能性はありそうです。 坂井騎手に騎乗変更となる点は未知数ですが、出遅れが無くなってくれればと思います。 道悪はスプリングSではのめっていたというコメントがあり、滑るような馬場はマイナスになります。 パワーはあるので渋いくらいだと逆にプラスに働きそうです。
前走は大寒桜賞で2番手からの競馬で上り最速34秒4で2着に0秒6の差をつけて圧勝しました。 前から進めて上り最速で勝利している点が評価でき、レース展開が向き易そうです。 ルメール騎手騎乗時に高数値だったので、今回騎手の乗り変わりは前走と比べるとややマイナスの評価になります。 新馬戦438kgから前走450kgに馬体を増やして数値・結果共に良化している点から成長を感じられます。 道の悪さは未経験ですが、ドゥラメンテ産駒は道悪は比較的得意としています。 速いタイムや強い相手とのレース経験がないので相手強化でどうか。
前走ひめさゆり賞で7~9番手の後ろからの競馬で捲り気味に勝利しました。 前走の末脚は34秒1と同日の芝コースのレースと比較しても非常に速かった。 A値が非常に高く、ここまで6戦中5戦でA値60以上で走れていて、ここ2戦は64以上と高い数値で走れています。 後方からの競馬になるので展開はやや向きづらそうですが、能力は非常に高く見えるので今回の相手なら馬券に絡んでもおかしく無さそうです。 道悪でのレース経験はないけれど、Frankel産駒の道悪成績はとても良く、パワー型というコメントもあり得意そうです。
前走は阪神2000m1勝クラスを2着に0秒7差、2走前は中京2000mの未勝利戦を0秒5差でどちらも圧勝しました。 前走はやや出遅れて最後方からの競馬で圧勝。やや前潰れのようなレースではあったものの上りタイム差1秒以上を付けて目立つ勝ちっぷりです。 未勝利戦では中団からの競馬で上り3Fタイム差0秒6とこちらも差し切って勝利しています。 数値では前走はA値62、S値68とSA値130を超えていてかなり高い数値となっています。 A値はデルアヴァーほど高くないですが、中団くらいから進めても良い脚が使えるので、中団から進められると展開が向き易そう 道悪の経験はないけれど、リアルスティール産駒は道悪が得意です。コメントではやってみないと分からないと発言しています。
前走弥生賞は5~6番手からの競馬で12着。敗因には馬場の悪さを挙げていたので、今回道が悪いと同じように走らなくなる可能性がありそうです。 その前2戦は京都で2戦2勝しているので、良馬場の京都では走りそうです。 京都では2戦とも2番手からの競馬でA値63の上り最速タイムで勝利していて、RPCIが58を超えるようなスローペースになると強そうです。 前から進めて速い上りが使えるタイプなので、展開は味方しそうです。 騎手は浜中騎手に乗り変わりになりどうか。
前走毎日杯に出走し、7番手からの競馬で3着。新馬戦を馬体重448kgで勝った後、3戦連続で馬体を減らしているのは少し気になります。 その割にはSA値は反比例して右肩上がりで、相手なりに走れるタイプな気がします。 前走は非常に折り合いが悪く、終始頭を上げて走っていて、気性的な問題解決は難しそうな印象です。 更に今回騎手は乗り変わりになるので厳しそうな気がします。 それでも前走3着まで来ているので、能力や素質は高そうです。
| 本命◎ |
1キングスコール
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|---|---|
| 対抗○ |
5エムズ
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| 単穴▲ |
7デルアヴァー
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| 連下△ |
6ナグルファル
9トッピボーン
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