今年は京都競馬場での開催となり、阪神JFというレース名ではあるものの例年とは全く違ったレースになってもおかしくなさそう。
参考レースは過去の阪神での阪神JFではなく、デイリー杯2歳Sを参考にして傾向を見てみたい。
デイリー杯2歳Sの傾向は基本的にスローペースが多く、RPCI56以上の超スローになることが多い。
4コーナーからベースが上がり3ハロンの直線勝負になりがちで瞬発力のある末脚速い馬に展開が向き易い。
デイリー杯2歳Sでは末脚勝負になり易く、上り3Fno早い馬が馬券に絡むことが非常に多い。
かなりのスローペースとなるので前から進めて末脚が切れる馬が勝ちやすく、後ろ過ぎてしまうと届きづらい印象。
上り3Fで33秒台だと馬券に絡み易く、35秒台になってしまうことは稀。
数値の高い馬が活躍することが多く、TSA値やSA値など各種数値の1位~2位の馬が馬券に絡み易い。
5項目以上の数値で1位になっていると確実に馬券に絡んでいる印象だが、今年は一番1位の項目が多いのはカワキタマナレアのTSA値・A値・NSA値1位の3種類まで。
他に数値で目立つのはS値1位、TSA値とNSA値2位のショウナンザナドゥ、AG値1位、TSA値4位のコートアリシアン、SP値1位、SA値3位のスリールミニョン、SA値1位、SP値・S値・NSA値3位のモズナナスターなど。
1番人気のブラウンラチェットは数値は低めでAG値2位、A値3位。
前走アルテミスSを3番手からの競馬で勝利。新馬戦と共にどちらもA値65以上の高数値で勝利している。 ラップも後半3ハロン右肩上がりで走れていて、3番手からの王道競馬で勝っている点から素質の高さが伺える。 京都競馬場や輸送が初めてな点は未知数。 ルメール騎手騎乗で軸の信頼度は一番高そう。
前走京都1800mの1勝クラス紫菊賞で上り33秒3、A値67の高い数値で勝利。 1800m戦で33秒3で走れている点は評価できる。 1枠も味方しそう。
前走は京都1800mの萩Sで逃げて上り3F33秒7、A値65と高い数値で勝利している。 前から行けて上り最速の脚が使えるので、馬券に絡み易いタイプ。 1枠と好枠を引けたので今回も逃げる可能性が十分にありそう。
前走は不良馬場のファンタジーSでダンツエランやモズナナスター0.1秒差の5着。 3戦全て上り最速で走れていて、A値も全て62以上と高い数値。 前走は11番手からと少し後ろ過ぎたので、4枠に入った今回はもう少し前から進められれば。
前走はアルテミスSでブラウンラチェットに0.2秒差の3着。 京都では2戦していて2番手からの競馬でどちらも上り最速で走れている。 新馬戦とアルテミスSで高いA値で走れていて成績が安定しているので、相手なりに走れるタイプのように見える。
前走は新潟2歳Sで5番手からの競馬で上り最速の2着。2戦とも上がり3Fタイムは33秒台で早い上りを使える。 京都・遠征が初で、鞍上も戸崎騎手に乗り変わりとなり良くも悪くも未知数な点は多い。 新馬戦で見せた末脚の鋭さは魅力。
前走今回と同条件のデイリー杯2歳Sを4番手からの競馬で上り最速33秒7のタイム、A値65と高めの数値で勝利。 京都で2連勝していて、得意な条件。 前回と同様の走りが出来れば馬券に絡める可能性も十分ありそう。
前走は不良馬場のファンタジーSで逃げてダンツエランにタイム差なしの2着。 距離をさらに延長して今回はマイルに挑戦となるが、前走の数値が良いのでそこまで問題視しなくて良い気がする。 勝ち切れない競馬が続いていているけれど、逆に言えば相手なりに走れるタイプの可能性もありそう。
| 本命◎ |
10ブラウンラチェット
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|---|---|
| 対抗○ |
1ビップデイジー
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| 単穴▲ |
2テリオスララ
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| 連下△ |
8カワキタマナレア
9ショウナンザナドゥ
13コートアリシアン
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| 穴馬× |
6モズナナスター
14ランフォーヴァウ
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