マーメイドSの展開と予想2024年

京都
11R

マーメイドSの展開と予想

2000m 芝 良 🌞

マーメイドステークスの傾向

今年は京都開催！

鳴尾記念と同じく今年は京都競馬場での開催になったマーメイドステークス。 この距離での重賞ってなかなかなくて、鳴尾記念の時と同じように2023年と2019年のアンドロメダＳと2010年と2011年の金鯱賞、それから先日の鳴尾記念の５レースを参考レースとして傾向を調べます。 いずれのレースも比較的堅い決着が多い印象です。

数値の相関性は強く、ＴＳＡ値１位とNSA値・SP値の相関が強い

数値の相関性は非常に強く、特にＴＳＡ値１位は対象の５レースで複勝率１００％。 次いでＮＳＡ値、ＳＰ値、ＳＡ値が高い。 今年数値で目立つのはＴＳＡ値１位のベリーヴィーナス、 ＮＳＡ値１位、ＳＡ値１位、Ｓ値２位、ＳＰ値とＡ値３位のピンハイ、 ＮＳＡ値２位、Ａ値１位、Ｓ値１位、ＳＡ値３位のセントカメリア、 ＳＰ値１位のラヴェル、 ＴＳＡ値２位、ＳＰ値２位のアリスヴェリテ、 ＳＡ値２位、Ｓ値３位のミッキーゴージャスあたり。

堅い決着で逃げ馬は注意

対象の５レースは基本的に堅い決着が多い。 レースタイムは先日の鳴尾記念のレースを参考に１分５７秒台、上り３Ｆのタイムは３４秒前後になりそう。 RPCIは52前後で平均ペース～スローペースになる傾向。 Ｓ値は京都2000mの対象レースのレベルが低いので６５～７０くらいになりそうだが、それほどハイレベルという感じでもないと思う。 脚質では差しが優勢で最終コーナー４～７番手が良さそうだけれど、金鯱賞では２レースとも逃げ馬と番手の馬が馬券に絡んでいるので逃げ馬は抑えたほうが良さそう。 上がり最速馬が５レース中４レース絡んでいて、末脚が鋭い馬も馬券に絡み易い。

有力馬診断

◎ ８セントカメリア

ＮＳＡ値２位、Ａ値とＳ値が１位、ＳＡ値３位で数値が非常に高い一頭。 小倉の２戦で数値が落ちていて、小倉は恐らく苦手なコース。愛知杯と博多Ｓの結果は度外視して良い気がする。 その他のレースでは高い確率で掲示板に載っており、数値もＳＡ値がコンスタントに１２０を超えている。 前走都大路Ｓでは最後方から進めて上がり最速３３秒１でセオに０．５秒差の３着でＡ値６６ＳＡ値１３２と非常に高い数値で走れている。 都大路Ｓのラップタイムが１１．７秒で、今回も同じペースで走れると１分５７秒台の予想レースタイムになり勝ちタイムに届きそう。 サンタクロースＳでもＡ値６６のＳＡ値１２７の高数値で勝てていて、実績は微妙ながら数値的には今がピークに見える。 上がり最速になりそうな一頭で展開が向けば勝ち負けまでありそう。

○ 13アリスヴェリテ

前から行けて、逃げた時は勝利している。 実績は低いのだけれどＴＳＡ値２位、ＳＰ値２位、ＳＡ値４位と数値が高く、２０００m戦は連対率１００％。 前走は京都２０００ｍの２勝クラスを逃げて勝利していて、この時のタイムが１分５７秒８でＳ値７０と非常に高い。 ハンデが５０ｋｇと最軽量で前走同様の走りが出来ると勝ち負けになりそう。 騎手は永島騎手に乗り変わりになり、ここで勝てれば重賞初勝利。

▲ ３ピンハイ

中団やや後方くらいで進めるタイプ。 前走都大路Ｓでセオに０．６秒差の４着。 京都は２戦していてどちらもＳ値６５超えでＳＡ値１３０前後と高い数値で走れている。 距離は１６００～１８００ｍの実績が多いけれど中日新聞杯で０．１秒差の３着で数値もＡ値６２のＳＡ値１２８と高くやれそう。

△ 15エーデルブルーメ

前走ダイワスカーレットＣを勝利してオープン入り。 前走から福永厩舎に転厩していて初戦を見事に勝っている。 前から進めて末脚も切れるタイプでコスタボニータに似て馬券に絡み易いタイプ。 コスタボニータよりも末脚のスピードがあるが、Ｓ値がやや低めでこれまで強い相手と走った経験が少なく今回の相手でどうか。 新馬戦以外では稍重・不良馬場以外で馬券を外しておらず相手なりに走れるタイプに見える。 前走以外で数値が高いケースが少なく、軸にするには少し不足している印象。

△ ４ミッキーゴージャス

今年愛知杯を勝利して重賞馬になった。前走は大阪杯で大敗。 １着が着外かみたいなピンパー的なところがあり、買うなら頭で良いかも知れない。 数値だけで見ると２～４走前の３走は全て川田騎手騎乗でＳＡ値１２８で走れていて安定して高い。 今回のメンバーではＳＡ値２位、Ｓ値３位、ＳＰ値とＡ値・ＴＳＡ値・ＮＳＡ値が４位とまあまあ高い。 今回は最重量ハンデで浜中騎手に乗り変わりになるのは微妙なところで人気になるとオッズ妙味が薄れる印象。

× 11インザオベーション

前目で進めて早い上りが使える。前走パールＳではタイムが遅かったものの上り３Ｆタイム３４秒０とここでも通用する末脚。 京都で２戦していてどちらも高いＡ値で走れていて京都は合いそう。 上がり最速になりそうな３～４頭のうちの一頭で５１kgの軽ハンデもあり展開が向けば可能性ありそう。

× １ベリーヴィーナス

ここ２戦逃げて連勝。前走京都２０００ｍの３勝クラスを勝利してオープン入りした。 前走のタイムは１分５９秒４と物足りないタイムでＳ値が低いものの、ＴＳＡ値が高く逃げて展開が向けば可能性はあるかも。 ベリーヴィーナスが馬券に絡むときは高い確率でアリスヴェリテも馬券に絡んでいそうで、ワイド１点や２頭軸の三連複などが良いかも知れない。 ＴＳＡ値１位の複勝率１００％を信じて馬券に絡めたい。

× 10ゴールドエクリプス

数値は微妙ながら京都１８００ｍでの３戦の数値が高く、得意舞台なのではないかと思う。 エリザベス女王杯では大敗しているところから２２００ｍは少し長いのかも知れない。 去年のマーメイドＳでは４着に入っている。 今年は２戦して微妙な生成が続いているけれど、京都でなら可能性があるかも知れない。 人気薄になるようなら狙いたい一頭。

消 ９コスタボニータ

前走福島牝馬Ｓを勝利し、この時の数値がＡ値６４、ＳＡ値１２７と最も高かった。 好位から進めて粘れる脚を使えるので安定して馬券に絡めるタイプで京都２０００ｍの傾向的にレース展開が向きそう。 数値が低いため決め手不足な感じもするけれど今回のメンバーなら可能性は十分にありそう。 エーデルブルーメとタイプが被り、京都競馬場だとエーデルブルーメの方が末脚が鋭い分上かな？と思い消すことにした。

管理人による馬券予想

本命◎
8セントカメリア
対抗○
13アリスヴェリテ
単穴▲
3ピンハイ
連下△
4ミッキーゴージャス
15エーデルブルーメ
穴馬×
1ベリーヴィーナス
10ゴールドエクリプス
11インザオベーション