今年から3歳ダート三冠競走の体系整備の関係で6月開催から4月末の開催に変わり東京1600mから京都1900mとガラッと変わったので、過去の傾向はあまり意味を持たないものになりました。 例年では1400m~1800mのダートのオープン競争の活躍馬がユニコーンSでも好成績で1勝クラスの上り馬はなかなか勝てない印象でした。 しかし、今年は有力そうな1勝馬クラスや未勝利クラスを勝ち上がってきた馬が複数いて傾向もかなり異なるため、波乱含みなレースになりそうです。
これまでの東京1600mでのユニコーンSではハイペース余力無し型の展開が多かったですが、今年は京都競馬場ダート1900mに変わりペースは比較的緩やかになりそうです。 京都1900mの参考データからの予想ですが、S値とA値のバランスからだいたいこれくらいかなーという予想がタイム1:57.5前後で上がり3ハロンのタイムが36.5秒くらい。 2023年以降の3勝クラス・オープンクラスの京都1900mは6レースあり、そのほとんどが差し馬が勝利し、上がり3ハロンのタイムが早い馬が勝利しているため、後ろから末脚が使える馬の方が展開が向きそうです。
オキザリス賞以外では全て後方からの競馬で上がり最速値で走れていて、前走はヒヤシンスSを勝利。 後方からの競馬で上がり最速と切れる末脚を使え前走の数値はS値64、A値62と早いタイムでも末脚が使えることを証明しました。 懸念点は1900mへの距離を延長ですが、1400mから1600mへの延長も問題なくこなせた点と父マジェスティックウォリアーの産駒成績から京都1900mならいけるのではないかと判断しました。 リステッド競争での勝利は実績最上位で展開も京都1900mでの傾向に一番マッチしているためこの馬を本命に推します。
ダート変わり後2連勝していて、2戦共に逃げて上がり最速、1.3秒~2.3秒差と圧勝。前走は持ったままでS値60, A値66と非常に高数値で勝利しています。 ちょっと格が違う勝ち方が続いていて、底は全然見えない感じです。同じように大差で2連勝した後にユニコーンSで負けた2020年のレッチェバロックを少し思い出します。 引き続き川田騎手が騎乗で、ここ2戦の走りが出来ればここでも圧勝なんてことも十分ありそうです。
同じく前走ダート替わりで逃げて圧勝したカゼノランナーです。S値63、A値69と非常に高い数値で勝利しています。 まだ1勝のみなので実績も低いですが、中京1900mのダートを上り3ハロン36.6は非常に優秀で十分に可能性がありそうです。 今回は藤岡佑介騎手に乗り変わりになりますがここは未知数なところ。
芝で4戦した後ダートに戻り2-2-0-0と好成績です。 前走は後方からの競馬で伏竜Sをタイム差なしの2着になり、S値57、A値65と比較的高い数値でした。 例年のユニコーンSでは十分馬券に絡める数値で、今回も後方からの競馬は京都1900mの展開に合うのではないかと思います。
SP値100とSP値最上位で前走中山の1800mでS値66.3とA値も63の好タイムで勝利しています。 京都1900mの傾向からはSP値の色付きも複勝率が高く、可能性は十分に感じられます。 今回初めての長距離輸送になると思いますので、パドックなどの確認は必要になりそうです。
数値・成績共にぱっとしないところはありますが、新馬戦で大差で圧勝した点や好位からの競馬で展開が向きそうな点を評価しています。 前からの競馬になりそうな有力馬が多いので前潰れ気味になる可能性を考えるとエイカイソウルにも展開が向くのではないかと思います。
本命◎ |
5ラムジェット
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対抗○ |
12ムルソー
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単穴▲ |
13カゼノランナー
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連下△ |
4ミッキーファイト
15アラレタバシル
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穴馬× |
10エイカイソウル
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