近年は1200m戦だった中京2歳Sですが、今年は1400mになります。 1400mの傾向は足を溜めて直線勝負ではなく、長く脚が使えるような持久力勝負になることが多いです。 2歳戦なのでスローペースになると直線に入ってからの2Fの勝負になる可能性もあります。
中京2歳Sの三連単の配当を見てみると、10年中8回が1万円未満、5回は5000円未満とかなりガチガチになることが多いレースです。 これはJRA重賞140レースと比較すると1番堅い結果です。 今年からGIII扱いとなり開催時期も大きく変わった中京2歳S。 小倉2歳Sの代わりに重賞となったので、小倉2歳Sの方の三連単配当を見てみるとそこそこ荒れてる傾向です(重賞142戦中の81番目)。
スターアニスの新馬戦はコラルリーフが勝利していて、2着にタマモイカロスが入っています。
スターアニスは前走の未勝利戦で新馬戦で先着を許したタマモイカロスに1秒以上の差をつけて圧勝しています。
1秒以上の差をつけてかなり目立つ勝ち方でしたので今回の人気にも影響しているのかと思います。
しかし、前走を1秒以上の差をつけて勝利した馬が次のレースで勝利する確率は約20%と思ったよりは高くありません。
(先週はリアライズシリウスがこの条件で新潟2歳Sを勝利しています)
新馬戦でスターアニスに勝利したコラルリーフですがこの新馬戦もなかなか良い数値でのレースでした。
芝の新馬戦で上り3FをA値61の加速ラップで勝利しているケースは次戦勝率30%となかなか高い数値です。
タマモイカロスの前走の未勝利戦が良い数値で、終い4Fを45秒7より速いタイムで勝利しています。 データ上は前走新馬戦や未勝利戦で4Fを45秒7以下で走れている次戦の勝率は39%と非常に高いです。 またラスト2Fのタイムが非常に速く、22秒0で走れています。 この数値はワグネリアン、アドマイヤマーズ、ナミュール、カムニャックなどGI馬4頭を含め過去10頭のみ。 この10頭には昨日(2025年8月30日)の2歳未勝利戦を勝利したカラペルソナも含まれています。 馬場状態を考えるとタマモイカロスに流れが来る可能性もありそうかなと思います。 中京1400mに変わっての高数値ですし、前走スターアニスに大差で負けていますが巻き返しに期待です。
| 本命◎ |
1タマモイカロス
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|---|---|
| 対抗○ |
6コラルリーフ
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| 単穴▲ |
7スターアニス
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| 連下△ |
4キャンディード
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| 穴馬× |
5エンヴィーミー
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