神戸新聞杯の展開と予想2024年

中京
11R

神戸新聞杯の展開と予想

2200m 芝 良 ☁

神戸新聞杯の傾向

今年は中京開催！！

今年は中京競馬場での開催になるので、２０２０年～２０２２年の中京開催だった神戸新聞杯を中心に、中京２２００ｍ戦だった日経新春杯や京都新聞杯などを参考に傾向を予想。 ペースはＲＰＣＩ４８～５４くらいでややハイペースからややスローペースまで幅広い。 レースタイムはどの場合も２分１１秒台になることが多く、平均ラップは１１秒９５前後となる。 上り３Ｆのタイムは３４秒５～３５秒３前後とやや遅めのタイムでＡ値が６０前後になることが多い。 しかし後方からでも届くケースが多く、末脚勝負が得意な馬に展開が向きやすい。 予想タイムは２分１１秒２前後、上り３Ｆタイム３４秒７前後。

ローテーションはダービー直行組優勢

ローテーションは日本ダービーからの参戦がほとんどを占めている。 過去１０年で前走１勝クラスからの参戦では２０２０年のロバートソンキーと２０２１年のモンテディオの２頭が３着に入っているのみ。 今年はダービーの活躍馬は不在で最上位はジューンテイクの１０着。 重賞勝利馬は京都新聞杯を勝っているジューンテイク、きさらぎ賞のビザンチンドリーム、毎日杯勝馬のメイショウタバルの３頭。

数値の相関関係性は弱め。強いて言えばＡ値やＡＧ値が目立つ

数値は相関関係が弱いもののＡＧ値とＡ値が高めな馬の活躍が目立つ。 上り３Ｆタイムが重要になる傾向が強く、中京開催での３レースは上り最速馬と２位の馬がそれぞれ馬券に絡んでいて、３位の馬も３年中２回馬券に絡んでいる。 穴馬も２０２２年２着馬のヤマニンゼスト（１２番人気８４倍）や２０２０年３着馬のロバートソン気（１４番人気１１２倍）と大穴で上がり３Ｆタイムが目立つ馬が馬券に絡んでいる。 馬体をかなり仕上げてきた上りが早い馬は注意した方が良いかも。（上記２頭はどちらも馬体重をかなり減らしてきていた）

後方からでも届く差し競馬になりがち、先行馬はやや不利

最終コーナーで１６番手から馬券に絡むケースが対象９レース中３件見られ、末脚が鋭い馬はかなり後方からでも届きやすい傾向。 しかし後方からの勝利馬は０で２～３着までで、３～９番手から上がり最速もしくは２位で走れる馬の勝利が続いている。 特に穴馬も後方から差し届くことがあるようなので、差し届かずに凡走が続いている馬が狙い目かも。 しかし困ったことに今年は上り３Ｆ速い馬が揃っている。 気になるところではジューンテイク、ヤマニンステラータ、バッデレイト、ヴィレム、オールセインツ、トラストボスあたり。

有力馬診断

◎ ５オールセインツ

京都新聞杯は後方からになり直線も伸びず１３着と大敗したものの条件戦では３戦３勝と好成績。 前走新潟2000mで上がり３Ｆ３２秒３でＡ値７２と上り３Ｆはかなり早い時計で走れていて直線勝負のような展開になると強そう。 ４～７番手で進めて末脚も切れるので馬券には絡み易そうだし展開が向きやすそう。

○ ６メリオーレム

前走小倉２６００ｍの2勝クラスを高い数値で勝利。 川田騎手騎乗時に比較的好成績。 ２～５番手で進めて速い上りで馬券に絡み易いタイプで７戦全てで馬券に絡んでいる。 前走の数値は高いものの他ではＳＡ値１２０を超えたことがなくやや不安要素。

▲ ２バッデレイト

前走は阿賀野川特別（２勝クラス）でタイム差なしの２着。 ３戦全て好位から進めてＡ値６２以上と連対率１００％の馬券にとても絡み易いタイプ。 今回は先行馬がやや不利になりそうなものの、末脚も速いので馬券に絡む可能性は十分。

△ ８ヤマニンステラータ

３走前からまくり競馬に変えて上り最速タイムで結果が出せるようになってきた。 前走１勝クラスを勝利した上り馬で今回はやや人気薄になるのではないかと思うので、オッズ次第では厚めに買いたい。 前走同条件の揖斐川特別を２分１３秒０、上り３３秒９で勝利し、Ａ値６４ＳＡ値１２０と高めの数値だった。 今回はかなりタイムが早くなる予想で、早いタイムでも末脚が使えれば。

△ １ジューンテイク

前走は日本ダービーでダノンデサイルに１秒差の１０着。セントライト記念勝利馬のアーバンシックには先着している。 京都新聞杯で勝利していて、２２００ｍはベスト距離だと思う。 京都新聞杯の時の時計が２分１１秒２、上り３３秒６でＡ値７０ＳＡ値１３７と非常に高く中京競馬でも恐らくベストな条件となりそう。 ダービーからの参戦では最上位で実績上位ではある。

△ 12ウエストナウ

ＳＡ値が２戦共に高く３歳牡馬ＳＡ値ランキングでは現在第２位。 京都新聞杯では逃げてジューンテイクに０秒２差の２着と負けているけれど、新馬戦はやや後ろからの競馬で勝っていて巻き返しは十分ありそう。

△ ７ヴィレム

前走１勝クラスを勝ち上がってきた。北村宏司騎手に乗り変わり後上り最速値でそこそこ高い数値で走れている。 やや後方から末脚鋭く伸びてくるタイプなので展開は向き易そう。 今回は松山騎手に乗り変わりになり、速いタイムの展開になってどうか。

× ９トラストボス

直線末脚鋭いけれど差し届かず馬券内まで見たいな競馬が続いていて、前走でようやく未勝利戦を勝利。 穴馬で末脚はあるので抑えに入れておきたい

管理人による馬券予想

本命◎
5オールセインツ
対抗○
6メリオーレム
単穴▲
2バッデレイト
連下△
1ジューンテイク
7ヴィレム
8ヤマニンステラータ
12ウエストナウ
穴馬×
9トラストボス