ニュージーランドTの展開と予想2025年

中山
11R

ニュージーランドTの展開と予想

1600m 芝 稍重

ニュージーランドトロフィーの傾向

RPCI51前後の平均ペースで1分33秒5前後のレースタイム予想

木曜日と金曜日はぐずついた天気が続いていたので、日曜日にどこまで回復するかは要注意で良馬場でも少し重めになりそう。 良馬場開催時はRPCI51くらいの平均ペースになることが多く、稍重の場合はRPCI48前後のややハイペースになりやすい。 ここ数年のペース配分はグラフのようにずっと11秒台のペースが淡々と続くような流れが多く、持続力勝負になりがち。

良馬場時は上り重視になり稍重時は後ろからが厳しくなる。逃げ馬注意

ここ2年は稍重でのレースになり上り3Fのタイムが35秒台の馬達が馬券に絡んでいる。 2019年~2022年の良馬場時は上り3Fの速い馬が非常に多く、末脚が重要になりがち。 過去7年で逃げ馬が4頭馬券に絡みそのうち3勝していて比較的馬券に絡み易い。 近走で前から進める競馬をしていた馬達が馬券に絡む傾向が強い。

数値の相関関係は弱め。TSA値は良さそうでどちらかと言えばS値系が良い

数値の相関関係は弱めで。TSA値はなかなか良くTSA値2位までの馬が2着以内に入ることが多い。 SP値やS値が比較的良いので末脚系瞬発力より持続スピード型が良い。 今年数で目立つのはTSA値・NSA値1位、S値・SA値2位のアドマイヤズーム。 次いでS値1位、TSA値2位のムイ、SP値・AG値1位、A値・SA値・NSA値2位、TSA値3位のイミグラントソング、 SA値1位、TSA値・A値・AG値3位のチョングクなど。

有力馬診断

アドマイヤズーム

前走は朝日杯FSに出走し2番手からの競馬で上り3F33秒6の最速タイムで勝利。 当然実績は最上位で2連勝中。2戦とも2着に0.4秒以上の差をつけても完勝している。 中山競馬場は初出走となり、京都以外で走れるか未知数なところ。 2023年には朝日杯FSを勝利し3連勝で挑んだドルチェモアが負けたのは記憶に新しい。

13イミグラントソング

前走は東京1600mの1勝クラス戦で上り最速33秒5で3着。 2走前は中山1600mで1分32秒5、上り最速34秒6でレコードタイムで勝利したデンクマールに0.1秒差の2着になっている。 レコード決着の2か月後の次戦でも上り最速で走れていて能力は高そう。 中山でも東京でも走れている点も良く、4戦して実績は低めなもののA値がすべて60を超えている。

14ストレイトトーカー

前走は中山1600mの1勝クラス戦で逃げて上り3F34秒3で勝利している。 中山1600mで2戦2勝と得意な条件で前から行けることもあり、この条件でなら馬券に絡んでも良さそう。 4着に負けた東京のクロッカスSではやや出遅れたものの上り最速で走れていて自在性や安定性もありそう。 前から行くことが出来る点も好材料なものの大外枠になってしまったのはややマイナス材料。

12プリティディーヴァ

前走はクロッカスSに出走しやや出遅れて5番手からの競馬で上り3Fタイム2位の33秒2で3着。 その前の2走はルメール騎手騎乗で2勝している。 前から進めて比較的早い上りが使えるタイプで、安定して馬券に絡めるタイプに見える。 先日のダービー卿CTを勝利したモレイラ騎手に乗り替わる点はプラス材料と考えて良いと思う。

ルナルーチェット

前走稍重の中山1600m未勝利戦を逃げて2着に1.2秒差の大差で勝利。 今回は一気に格上挑戦となるけれど前走の数値が高く、逃げることも考慮すると馬場が渋いようならチャンスがありそう。

10ムイ

2戦2勝馬。前走は9番手からの競馬で上り最速34秒4で勝利。 新馬戦は1200m戦から徐々に距離を伸ばし、今回も距離を伸ばしての挑戦となる。

管理人による馬券予想

本命◎
7アドマイヤズーム
対抗○
13イミグラントソング
単穴▲
14ストレイトトーカー
連下△
4ルナルーチェット
10ムイ
12プリティディーヴァ