日経賞の展開と予想2025年

中山
11R

日経賞の展開と予想

2500m 芝 稍重 ☔

日経賞の傾向

RPCI56前後のスローペース、2分34秒5前後のタイム

ペース傾向は良馬場時はRPCI51前後になることが多いが、稍重時はRPCI56~59になる。 レースタイムはやや幅が広く、2分30秒台から2分34秒の間で2分32秒8前後になることが多い。 稍重時は2分34秒~2分35秒くらいのタイムになり、今年は2分34秒5くらいになる予想。 ペース配分もその年によってばらつきが多いものの、向こう正面から徐々にペースが上がり続け直線勝負になることが多い。

上り3Fの速い馬が有利で前から行く馬に展開が向き易い。

3着内の結果を見てみると上り3Fの上位3頭が馬券に絡むケースが多い。 瞬発力ではなく最後までスタミナが残っているタイプに展開が向く。 スローペースになるとPCI3が56を超えるケースが多く、平均ペースだと53前後になる。 前走が有馬記念、AJCC、日経新春杯などからの出走が目立ち、中山や京都の2200m~2500m重賞実績馬は狙い目。 今年はステイヤーズSを勝ったシュヴァリエローズ、京都記念2着馬のリビアングラス、AJCC2着馬のマテンロウレオ、有馬記念6着のアーバンシックなどが該当する。

数値の相関関係はやや弱め。TSA値が良さそう。

数値の相関関係はやや弱め。比較的TSA値は良いので数値ではTSA値を中心に見るのが良いかも。 今年数値で目立つのはアーバンシックでTSA値・NSA値・SA値・S値が1位と頭一つ抜けてる。 TSA値の2位は4頭いて、マテンロウレオ、シュヴァリエローズ、マイネルエンペラー、マイネルウィルトス。

有力馬診断

アーバンシック

前走は有馬記念に出走し8番手からの競馬で6着。前が優勢のスローペースで展開がやや向かなかった印象。 去年の菊花賞馬で実績は上位。 長距離でも速い末脚が使えるタイプなので、有馬記念と同じ舞台だけど今回の相手なら勝ち負けになりそう。 RPCI54以上のレース経験が多く、ハイペースだった皐月賞では後方からの競馬で負けていて、平均ペースになるとどうか。

13シュヴァリエローズ

前走はステイヤーズSで2~4番手の前からの競馬で1着、2走前は京都大賞典で5番手からの競馬で1着と重賞2連勝中。 北村騎手騎乗時に数値・実績共に良いので相性はとても良さそう。 前から行く競馬で勝ち負け出来るタイプなので、展開も向きそう。 今年7歳になったけれど、日経賞の7歳馬の成績は1-3-2-28とやや低め。 中山は前走のステイヤーズSが初勝利で、他3レースでは実績数値共に低く、どちらかといえば苦手そう。

マキシ

前走はチャレンジCに出走し12着。大きく出遅れての結果で度外視して良いかと思う。 2走前はオープン競争のケフェウスSではA値65、SA値132と高い数値だったけれど2着に負けている。 2200m以上の距離で実績・数値共に高く、4-0-0-1。唯一4着だった京都新聞杯もタイム差なしの4着。 2400m戦は2戦してどちらもA値66以上と非常に高い数値で連勝していて、可能性は十分にある。

マイネルウィルトス

前走はアルゼンチン共和国杯に出走し6番手からの競馬で9着。2走前は目黒記念で5着とやや凡走。 比較的中山の2200m戦で数値・実績が安定していて、去年の日経賞では3着、ステイヤーズSでも3着と好走している。 前走の数値がやや低すぎるのが気になるけれど、中山変わり+武史騎手に戻る点が好材料でオッズ妙味的にも期待できそう。

15リビアングラス

前走メンバーが揃った京都記念で3~5番手からの競馬で2着と健闘。 前から進めるタイプで、スローペース展開に強い。 松山騎手乗り変わりで実績が出せたので引き続きの好騎乗に期待。 ここ2戦稍重で実績が良く、道悪は歓迎。

マイネルエンペラー

前走は日経新春杯に出走し10着。久しぶりの重賞戦でかなり早いタイムの中で3着に入れたのは高評価。 相手なりに走れるタイプに見え、大崩れはしないタイプっぽい。 強い武器があるタイプではないので展開次第になるけれど。

管理人による馬券予想

本命◎
7アーバンシック
対抗○
13シュヴァリエローズ
単穴▲
4マキシ
連下△
3マイネルウィルトス
8マイネルエンペラー
15リビアングラス