中山記念の展開と予想2025年

中山
11R

中山記念の展開と予想

1800m 芝 良 🌞

中山記念の傾向

ペースはややハイペース~平均ペースで1分46秒3前後のタイム

ペース傾向はRPCI42のハイペースからRPCI55のスローペースまで幅広く、基本的にはRPCI48~RPCI51くらいの平均ペースくらいになることが多い。 レースタイムは1分46秒3前後くらいになる予想。 ペース配分は開催年によってバラッバラでなかなか読みづらいけれど、良馬場の時はずっと11秒台のペースが淡々と続くワンペースになりがち。

前からが優勢で1~4番手が狙い目。上り最速馬は馬券に絡み易いが後ろからの馬の入賞はない。

過去7開催の良馬場時の3着内で傾向を見てみると、前から進む馬が非常に多く先行馬が有利になる傾向が強い。 1~4番手で馬券に絡んでいるケースが21頭中15頭。一番後ろからでも最終コーナー9番手からとなっている。 上り3Fのタイムが33秒台になるケースが少なく消耗戦になり易い。 ハイペースになると上り3Fが36秒台でも馬券内に入ってくる。 ローテーションは中山金杯、マイルCS、白富士Sからが目立つ。

数値の相関関係は強めでTSA値やS値、SA値、NSA値などが良さそう。

数値の相関関係は強めで特にTSA値が良い。S値も良いのでどちらかというと上りのタイムよりレースタイムで実績がある方が良さそう。 今年数値で目立つのはソウルラッシュ。TSA値・S値・NSA値が1位で中山記念にばっちり合っていそう。 次いで数値が目立つのはタイムトゥヘヴンでAG値とSA値が1位、TSA値2位。中山でだけ爆走することがあり、去年の京成杯AHでは上り3F32秒4の末脚を誇る。 次いで高いのは9歳になったボッケリーニ。A値1位、S値・NSA値・SP値2位、TSA値3位。高齢にはなっているけれど、去年は重賞3戦で2着2回の好成績は侮れない。

有力馬診断

ソウルラッシュ

前走は香港マイルに出走し2着。前々走は去年のマイルCSで10番手からの競馬で上り3F33秒6で勝利している。 2024年は5戦して2-2-1-0と非常に安定した成績で数値も130台の高数値で走れていた。 数値的には右肩下がりに見えて年齢の不安があるものの実績は最上位。 中団から進めて速い末脚が使えるタイプ。

シックスペンス

前走は毎日王冠に出走し4番手からの競馬で上り3F33秒3で完勝。 中山では3戦3勝、ルメール騎手騎乗時も3戦3勝と安定感抜群。 前走の数値が高く、前から進めて速い上りも使えるので中山記念の傾向的には一番展開が向きそう。

12ボッケリーニ

半年ぶりの出走となる。今年で9歳となり高齢になってきているけれど、2024年の成績はとても良い。 前走札幌記念ではハ行のため除外となっていて、6か月ぶりの競争となる。 距離がいつもよりやや短い1800m戦を選択している辺りややリハビリ感のようにも感じる。 S値が70を超えるような高速レースでは必ず2着に入っていて、開幕週の高速展開はプラスに働きそう。

エコロヴァルツ

前走同条件のディセンバーSを3番手からの競馬で1分45秒2、上り3F34秒0、A値69のSA値141と非常に高い数値で勝利。 この走りが出来ると今回のメンバー相手でも十分勝ち切れる。 中山競馬で3戦して全て数値が高いので、中山競馬場が一番得意そう。 距離もクラシック路線では2000m以上で多く使われていたもののやや実績不足。 菊花賞ではSA値91とかなり数値を落としている点からも1800mくらいの方が良さそうに見える。

10アルナシーム

前走は中山金杯で1着。S値69、SA値128で勝っていて中山の消耗戦が合いそう。 中団~後方くらいで進めることが多く、後ろ過ぎてしまうとあっさり負けてしまいそう。 前から進めることが出来れば可能性有りそう。

× リフレーミング

前走は小倉記念で8番手からの競馬で上り最速タイム34秒1の末脚でレコードタイム勝利。 脚部不安から天皇賞秋を回避して半年ぶりのレースとなる。 前走でレコードタイムで走れているようにスピード勝負になっても良さそう。 後ろからになることが多く、後方からになってしまうと少し厳しくなりそう。

× タイムトゥヘヴン

前走はマイルCSに出走し後方からの競馬で上り最速33秒5で7着。 中山で非常に高い数値になることが多く、京成杯2着、NZT2着、ダービー卿CT1着、京王杯AH2着と中山ではよく走る。 かなり後ろからの競馬になるので展開次第にはなるけれど、中山での末脚なら今回のメンバー相手でも負けない。

管理人による馬券予想

本命◎
8ソウルラッシュ
対抗○
1シックスペンス
単穴▲
12ボッケリーニ
連下△
4エコロヴァルツ
10アルナシーム
穴馬×
2リフレーミング
5タイムトゥヘヴン