ホープフルSの展開と予想2024年

中山
11R

ホープフルSの展開と予想

2000m 芝 良 🌞

ホープフルステークスの傾向

ペースはバラバラ。タイムは2分1秒5前後

ペースはややハイペースからスローペースまで幅広くなかなか読みづらい。 どのようなペースになっても向こう正面から最終コーナーまではじわじわとペースが上がってゆき直線に入ってからの勝負になり易く、レースタイムは2分1秒5前後になることが多い。

上り最速馬が目立つ。2~4番手の先行馬有利

過去10年の傾向で見ると上り最速馬が勝利するケースが目立つ。 また、2~4番手の先行で進めるケースが目立ち、基本的には王道競馬が出来るタイプが良い。 去年のレガレイラやレイデオロなど中山巧者で末脚が切れると勝ち切れるパターンもある。 上り3Fを35秒0くらいで走れると勝ち負けになり易い。

東スポ杯2歳S、京都2歳Sなどのローテが目立つ

ローテーションで目立つのは東スポ杯2歳S、京都2歳S、萩S、葉牡丹賞の4レース。 これらのレースで2着以内に入っていると活躍しやすそう。 今年は東スポ杯2歳Sからクロワデュノール(1着)、京都2歳Sからジョバンニ(2着)の2頭が該当する。

数値の相関関係は低め。AG値やA値、TSA値などがやや良さそう

数値の相関関係は少し弱めな印象で、これまでのレース結果に関わらず馬券に絡むことがありそう。 その割には過去10年で1番人気が6勝、10年中7年は1番人気が馬券に絡んでいて比較的堅い決着になる。 末脚が重要になるため、AG値やA値や少し相関関係が見られ、TSAちやNSA値も良さそう。 今年はクロワデュノールが5項目で1位と数値では圧倒していて、2番目に目立つのはアイビーSを高い数値で勝利したマスカレードポール。 少し差が開いてピコちゃんブラック、出る有ヴァ―、ジョバンニと続く。

有力馬診断

クロワデュノール

前走東スポ杯2歳SをA値64、SA値120と高い数値で勝利。 新馬戦もA値61,SA値118と高めの数値で勝利していて、2戦とも高いレベルで走れている。 2戦共に2~3番手の前からの競馬で上り最速で走る王道競馬で勝利していて、ホープフルSの展開も向き易そう。 斉藤調教師のコメントを見ても前走以上の状態にありそうで死角が無いように見える。

18マスカレードボール

前走アイビーSを3番手からの競馬で上り33秒4、A値64、SA値127と高い数値で勝利。 前走のタイムだけを見るとクロワデュノールよりも良い数値で、能力の高さが伺える。 今回ゲートが8枠となり、ややマイナス材料。 直線まで問題なく前から進められると勝ち負けになりそう。 マスクトディーヴァの半弟。

15ピコチャンブラック

前走はアイビーSに出走し2番手からの競馬で上がり3F33秒9でマスカレードボールに0.2秒差の2着。 新馬戦では逃げて上り最速で1.1秒差の大差で勝利していて、A値は2戦共に62を超える。 今回騎手が川田騎手に乗り変わり、数値にプラスαの可能性もある。 前から行けて末脚も速いので展開は向き易そうで馬券にも安定して絡みそう。

12マジックサンズ

前走は札幌2歳Sで6番手からの競馬でアルマヴェローチェに競り勝ち勝利。 新馬戦でも6番手からの競馬でA値60で勝利している。 どちらも洋芝の道悪という条件での勝利で、今回のレースではやや未知数な部分が多い。 阪神JFを勝ったアルマヴェローチェに勝利している点からも能力の高さが伺える。

ジョバンニ

前走は京都2歳Sでエリキングに0.2秒差の2着。その前の野路菊Sでもエリキングに0.1秒差で負けている。 3戦全てでA値60以上で走れていて、安定して走る力はありそう。 1枠はホープフルSではやや不振の枠。 前走は出遅れているけれど、杉山調教師はスタートは問題ないとコメントしているので、すんなり前から行ければ。

17アマキヒ

前走は新馬戦を逃げて勝利。アパパネの仔で超良血馬。 加速ラップで勝利出来ている点は評価できそう。 騎手はルメール騎手に乗り変わりになる。 8枠はマイナス材料。

× 10アスクシュタイン

前走は札幌2歳Sで7着に負けている。 その前2戦はコスモス賞、新馬戦を逃げてA値61以上で勝利していて、能力は高そう。 これまで札幌と函館のみで、中山2000mに変わってどうか。

× 13ジュンアサヒソラ

前走未勝利戦を勝利。1戦ごとにSAを挙げてきていて、上りも速い脚が使える。 中山の未勝利戦では負けているものの上り最速タイムで走れていて、中山は得意そう。

管理人による馬券予想

本命◎
6クロワデュノール
対抗○
18マスカレードボール
単穴▲
15ピコチャンブラック
連下△
1ジョバンニ
12マジックサンズ
17アマキヒ
穴馬×
10アスクシュタイン
13ジュンアサヒソラ