11R
京成杯オータムHの展開と予想
1600m 芝 良
🌞
京成杯オータムハンディキャップの傾向
ペース傾向は見事にバラバラ。平均ラップも１１秒３～１１秒７と幅がある
ペース傾向はその年によってハイペースになることもスローペースになることもあり読みづらい。
平均ペースも１１秒３～１１秒７までと幅広く、ハイペースなほど平均ペースも上がる。
中央値ではＲＰＣＩ４９前後の平均ペース、平均ラップ１１秒６前後でレースタイム１分３３秒０前後、上り３Ｆ３３秒５前後。
２コーナーの下り坂から１１秒台のペースになるとそのままゴールまで１１秒台のままペースが変わらずに続く展開になるので持続力勝負みたいな感じになる。
最近は先行馬優勢。
ここ数年は前有利になる展開が多く逃げ馬が馬券に絡むことも多い。
２０１８年以前は逆に末脚勝負になることが多く、上り最速馬が馬券に絡み易かった。
ハンデ戦らしく穴馬も多く馬券に絡み、過去５年で絡んでいる馬は最終コーナーで４番手以内につけている。
３歳馬の活躍は３歳ＧＩで人気且つ３着以内
今年はアスコリピチェーノという強力な３歳馬が参戦。 過去に有力な３歳馬の参戦を見てみると２０２１年のグレナディアガーズ（ＮＨＫマイルＣ１人気３着）が３着、２０２０年のスマイルカナ（桜花賞９人気３着）が２着、 ２０１７年のボンセルヴィーソ（ＮＨＫマイルＣ６人気３着）が１１着、２０１６年のロードクエスト（ＮＨＫマイルＣ２人気２着）が１着、２０１５年アルビアーノ（ＮＨＫマイルＣ４人気２着）が７着、 ２０１４年キングズオブザサン（ＮＨＫマイルＣ１２人気３着）が４着、タガノブルグ（同１７人気２着）が９着。 過去１０年で１－１－１－４とボチボチ。着外の４頭は括弧内のレースでは人気が低かった。 アスコリピチェーノはＧＩ馬で桜花賞、ＮＨＫマイルＣ共に１番人気２着と能力・実績共に高いのに比較的軽ハンデと有力な一頭になる。
穴馬傾向は先行馬！
過去の人気薄（二桁人気）を見てみると、 ２０２２年ミッキーブリランテ（５６ｋｇ、３コーナーで１番手になり２着、中山得意）、 ２０２１年コントラチェック（５５．５ｋｇ、逃げて２着、中山得意）、 ２０２０年ボンセルヴィーソ（５５ｋｇ、３番手から３着、中山得意）、 ２０１９年ジャンダルム（５５ｋｇ、３番手から３着、中山得意）、 ２０１７年ガリバルディ（５７ｋｇ、１１番手から２着）、 ２０１５年フラアンジェリコ（５３ｋｇ、１５番手から１着、中山得意）、 ２０１５年エキストラエンド（５７ｋｇ、４番手から２着）。 そんなわけで、穴馬は前から行くか中山が得意な子に注目したい。 今年で該当しそうなのはタイムトゥヘヴン（中山得意後ろから）、ショウナンマグマ（中山得意前から）、カテドラル（中山得意後ろから）、オーキッドロマンス（中山１戦１勝）あたり。
有力馬診断
◎ 10アスコリピチェーノ
３歳牝馬で阪神ＪＦを勝った唯一のＧＩ馬。桜花賞・ＮＨＫマイルＣ共に２着で５戦して連対率１００％。 今回の斤量は５５．５ｋｇでこの実績にしては軽い。 ３～８番手くらいで進めて良い末脚を使えるので馬券に絡み易くここでも展開が向き易そう。
○ ４ディオ
前走関屋記念でトゥードジボンの０．２秒差２着。 馬券に絡む率が非常に高く、３～５番手の好位から進めて早い末脚が使えるド安定タイプ。 数値だけで言うとアスコリピチェーノよりも上で最上位。 しかし、中山ではかなりＡ値が下がるため、恐らく中山の直線は苦手。少し割り引いて良いと思う。
▲ 12オーキッドロマンス
前から行けるタイプ。やや迷走気味で２歳時点で短距離路線になりクラシック路線からもはずれていたのがここにきてマイル挑戦。 ＳＡ値１２５くらいで走れていて数値は高いけれど距離延長でどうか。 斤量５５ｋｇで前から行けるので展開が向きやすい点は好材料だと思う。
△ ６エエヤン
中山エエヤンっていう名前でしたっけ？くらい中山が得意。 特に１６００ｍ戦では３－１－０－０と大得意。 前から行くタイプでもちろん展開は向きやすい。
△ ３キャットファイト
中山１６００ｍの稍重で２歳レコードを叩きだしている。 フェアリーＳでは負けたもののアネモネＳでも勝っているのでかなり得意な条件だと思う。 斤量５２ｋｇも好材料で上手く馬券に絡めたい。
× ５ショウナンマグマ
２０２２年のディセンバーＳ以来勝ち星がない。 中山では良く走り、得意な条件ではある。 前から行くタイプで展開も向きそう。 人気薄になれば馬券に絡めたい。
× 15タイムトゥヘヴン
こちらも２０２２年のダービー卿ＣＴ以来勝ち星がない。 後ろから行くタイプで末脚は切れる。 中山の重賞でのみ実績が高く、中山は得意。 人気薄なら馬券に絡めたい一頭。
× ９エアファンディタ
今回数値ではディオに次いで二番目に目立つ。 後ろからの競馬になり上りで勝負したいタイプ。どちらかというと息が入って直線勝負！みたいな展開が望ましいけど期待薄。 ハイペースになるとかなり厳しく、スローになればなるほど展開が向きやすい。 では今回の京成杯AHはどうかというと、後ろからはやや厳しくスロー展開になり難いので少し厳しい気がする。
管理人による馬券予想
| 本命◎ |
10アスコリピチェーノ
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|---|---|
| 対抗○ |
4ディオ
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| 単穴▲ |
12オーキッドロマンス
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| 連下△ |
3キャットファイト
6エエヤン
|
| 穴馬× |
5ショウナンマグマ
9エアファンディタ
15タイムトゥヘヴン
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