2021年以降の4年間ではRPCI52~54くらいのややスローペースになっています。
レースタイムは1分31秒5前後になることが多いようです。
ペース配分は3~4コーナーでも息が入らないケースと、息が入り直線に入ってからの勝負になる2パターンがあります。
ここ3年ほどは息が入って上がり3Fでの勝負になっていて上り3Fで32秒9前後の速いタイムで馬券に絡むケースが目立ちます。
過去の1着馬の傾向を見ると差し馬が優勢で、過去5年連続差し馬が勝利していて、5~10番手からの競馬で勝利しています。
上りの速い馬が目立ち、上り3F33秒0前後で走れる末脚が必要になりそうです。
PCI3は4年連続で55を超えていて、前から進めるタイプは展開が向きづらくなりそうです。
3着内の傾向でもやはり末脚の速さが目立ち、アガリ3F33秒1以内で走れている馬が多く馬券に絡んでいます。
前から進めるタイプが馬券に絡むケースが稀で、過去5年では2023年4~5番手で進めて2着になったセリフォスと2021年に5番手で進めて3着になったシュネルマイスターくらいです。
中団から進められるタイプに展開が向き易く、後方から脚を貯められるタイプが次点になりそうです。
アーモンドアイが得意の東京で2年連続2着~3着と勝てなかったレースで、末脚が速くても後ろ過ぎると厳しくなりそうです。
数値の相関関係は少し弱めで、TSA値の1位、NSA値3位以内、A値4位以内あたりがボチボチくらいです。
レースタイムが速いほど数値の高い馬に有利になり易くなる傾向に見えます。
今年数値で一番目立つのはソウルラッシュで、TSA値・NSA値・S値が1位、SA値3位です。
次いで高いのはSA値1位、TSA値2位のウインマーベル。
SP値1位、S値2位、AG値3位のブレイディヴェーグ、NSA値・S値・SP値2位のエコロヴァルツ、A値1位、NSA値・SP値3位のシックスペンス、
TSA値3位・A値3位のトロヴァトーレ、TSA値3位のジャンタルマンタルなどが続きます。
前走はドバイターフで去年の安田記念勝者のロマンチックウォリアーに勝利しています。 去年のマイラーズC以降GI4戦とGII3戦して3-2-2-0と非常に安定した成績を残していて、強い相手と安定して勝ち負けしている点が好材料です。 数値が138前後で安定して高く、7~10番手から進めて速い末脚を使えるタイプなので展開も向き易そうです。 実は東京では勝ち星がなく、彼の中では比較的苦手そうに見えます。
前走は大阪杯で3番手の好位からの競馬で7着と負けていて、いまいち敗因がハッキリしていないようでした。 ルメール騎手騎乗時は4戦4勝と相性が良く数値も安定して高いので、騎手乗り変わりで反旗を翻すことに期待したいです。 2000m以上で勝ち星がなく、1600mの方が合う可能性もありそうです。 大阪杯やダービーでは負けていますがここ3戦はA値が67の高い数値で走れていて、きっちり能力通りに走る安定さがありそうです。 ここ2戦でのS値も高く中山記念ではレコードタイムで勝利していることもあり、久しぶりのマイル戦でも十分戦えそうな気がします。
前走はマイラーズCに出走し、上り3F33秒2でロングランに0秒1差で2着でした。 その前の2戦が数値・実績共に低めだったのですが、前走で復調したように見えます。 1600m戦で3回1分31秒台で走れている点が好材料で、速いレースタイムでも上り3Fが33秒0前後で走れている点から展開がばっちりハマりそうな気がします。
前走は東京新聞杯で12番手からの競馬で上り3F最速タイムの33秒2でボンドガールやブレイディヴェーグなどに勝利しています。 東京のマイル戦では3連勝中で得意な舞台です。 少し後ろからの競馬になり易いので、相手が強化される今回は展開が向きづらい気がします。
前走は香港マイルで13着でした。敗因として少し足りていなかったという調教師のコメントがあり、やや不安材料です。 東京は共同通信杯でジャスティンミラノの2着に敗れた経験がありますが、この時はS値40台の遅いレースタイムでながら上り3Fを32秒5の速いタイムで走れています。 2~4番手の前から進めるタイプなので、安田記念の強ポジ傾向には当てはまらず、やや展開は向きづらそうに思えます。 国内のマイル戦では古馬戦が未経験ながらGI2勝を含む3戦3勝の負けなしで得意な条件です。 6か月ぶりのレースとなり4歳馬ということもあり成長次第では今回のメンバー相手でも十分勝ち負けになる能力はありそうです。 実際ニュースではパワーアップしたという記事が多く見受けられます。
前走は大阪杯で10番手からの競馬で4着でした。 レコードタイムだった中山記念では3番手からの競馬でシックスペンスにタイム差なしの2着に入り、ソウルラッシュに先着しています。 マイル戦は朝日杯FS依頼となりますが、1800mの数値が高く1600mでもこなせそうな気がします。 中山の1800~2000mくらいが最も合いそうで、東京では2戦してどちらも負けているので少し合わないかもしれません。 上り3Fで速いタイムで走れた経験が無いため、展開は合わなさそうです。
一番得意な舞台は東京1400mで、京王杯SCでは毎年好成績・高数値で走れています。 後方からの競馬になる点、1600mが若干合わなそうな点などマイナス材料が結構あるのですが、上り3Fを32秒台で走れる末脚が非常に魅力的です。 後方からでも32秒台であれば届くケースが散見されるので、展開が向くと馬券に絡んできそうです。
前走はドバイターフに出走し7着に負けています。気になるのは2走前の東京新聞杯とマイルCSでどちらも微妙な上りのタイムで、2走ともA値50台のタイムでした。 ルメール騎手が東京新聞杯での敗因を馬体重14kg増とマイルのスピードに対応できていない点を挙げていて、マイルより2000m前後の方が合いそうな気がします。 とはいえ府中牝馬Sでは10番手からの競馬で上り3F32秒8の末脚で勝利していて、展開がハマると十分勝ち負け出来そうな魅力があります。 ルメール騎手から戸崎騎手に乗り変わりになりますが大きなマイナスにはならないと思います。
| 本命◎ |
13ソウルラッシュ
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|---|---|
| 対抗○ |
1シックスペンス
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| 単穴▲ |
17ジュンブロッサム
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| 連下△ |
8エコロヴァルツ
10ジャンタルマンタル
14ウォーターリヒト
|
| 穴馬× |
5レッドモンレーヴ
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