ペースはRPCI51~57まで幅広いですが、多くの場合はRPCI54前後くらいのスローペースになります。
レースタイムは2分24秒0前後になることが多いです。
今年は土曜日の夜から雨が降り、日曜日の午前中まで降る予報のため稍重~重くらいの渋めの馬場になりそうです。
オークスで稍重より馬場が重くなったのは2010年まで遡り、この時は2分29秒9、上り35秒2とかなり時計がかかっています。
スタミナを懸念したためか、最終コーナーを周ってからの直線勝負となりA値上位が馬券内に入る結果となっています。
今年もA値をやや意識してみてみると良いかも知れません。
過去16年間の勝利馬は15頭が差し競馬勝利していて、先行で勝利したのは唯一ソウルスターリングのみです。
2400mと距離が長く、ほぼスローペース展開になり、末脚勝負になる可能性が非常に高いレースです。
息が入らずずっと速いペースが続く消耗戦のようになる場合と息が入り直線勝負になる場合の2パターンがありずっと早めのペースになるケースが多いようです。
6番手から10番手くらいからの競馬で勝つケースが最も多く、11番手から後ろからでも上り最速タイムで走れると差し切れるケースがあります。
上り3Fのタイムが1~3位の馬が馬券に入るケースが非常に多いです。
逆に言えば前からの競馬で馬券に絡むケースが少なく、特にここ3年はほとんど差し競馬で上位を占めている印象です。
前から進める場合は上り3F34秒前半の末脚が使えると馬券に絡み易くなりそうです。
桜花賞からのローテーションが多く、当然ながら桜花賞上位入賞馬が活躍しやすいです。
次いでフローラSや忘れな草賞の勝利馬が良さそうに見えます。
数値で目立つのはAG値やA値など上り系の数値です。
去年はA値1位、AG値2位のチェルヴィニアが勝利し、AG値1位、A値3位のライトバックが3着に入っています。
A値とAG値の1位は過去10年で8回馬券に絡んでいて、末脚の重要性が数値に現れていると思います。
他の数値も全般的に高いので、全体的に数値が高い馬はそのまま馬券に絡み易いと考えて良さそうです。
今年のA値1位はエンブロイダリ―でA値とSP値が1位、TSA値とNSA値が2位で、S値とAG値が3位と全体的に数値が高いです。
AG値の1位はカムニャックです。AG値とSA値が1位、A値が2位です
アロマヴェローチェはS値系のレースタイムが良いタイプでSP値・NSA値・TSA値が1位でS値が2位、A値が3位となっています。
人気の一角のリンクスティップは数値が低めで少し東京では合いにくそうに見えます
今年の桜花賞で実績は最上位です。 桜花賞が稍重での開催だったので、道悪は稍重くらいまでなら良いのではないかと思います。 前からでも中団からでも進められるタイプで、ルメール騎手騎乗ということもあり展開に合わせた位置から上手く進められるのではないかと思います。 A値が非常に高く出走馬中最高で、オークスの傾向にはとても合いそうです。 距離は2200m以上のアドマイヤマーズの産駒成績が0-0-1-6と思わしくないため、若干のマイナス評価が良いかと思います。 騎手がモレイラ騎手からルメール騎手に戻る点はそれほど変わりなくという評価で、2400m戦ならプラスまであるかと思います(オークスは4年連続連対中)
桜花賞では10番手からの競馬で上り最速33秒9でエンブロイダリ―にタイム差なしの2着でした。 ここ3戦強い相手とバチバチで連対率100%と安定度が素晴らしく、3戦全てが上り最速と末脚を武器としていて、オークスの傾向にはマッチしそうです。 道悪も稍重で2戦結果数値共に出していて、札幌でも好成績なのでパワーに問題は無いと思います。 唯一の懸念材料は1枠で、前からだと厳しくなりそうだし控えると包まれそうで展開が難しくなりそうです。
前走はフローラSに出走し9番手からの競馬で上り3F33秒4で勝利しています。 1600m戦では2戦してどちらも馬券に絡めていないので、距離は長い方が良いように見えます。 前走距離延長+シュタルケ騎手騎乗で実績を出せているので、今回も期待できそうです。 AG値とA値が高く、オークスの傾向には合いやすいと思います。
前走はフローラSに出走し18番人気の殿人気でしたが、後方16番手からの競馬で上り最速33秒0の末脚でカムニャックに0秒2差の3着でした。 直線に入ってから進路が塞がれる不利がありようやく進路が空いた後の瞬発力は非常に目を瞠るものがありました。 決め手勝負になり易いオークスなので、展開や天候が味方すると十分にチャンスがありそうです。 400kg台と小柄なタイプなので馬場は軽い方が合いそうです。
前走の敗因を馬場と距離としていたので、馬場はマイナス評価で逆に距離の方はプラス評価かと思います。 ここ2戦は大敗&低数値が続いていますが、アルテミスSでは上り3F33秒3でA値66と非常に高い数値で走れていたので、東京の長い距離であれば可能性があるように思えます。 土曜日6勝と絶好調のレーン騎手への変更はプラスαあると考えてよさそうです。
前走はフローラSに出走し18番人気の殿人気でしたが、後方16番手からの競馬で上り最速33秒0の末脚でカムニャックに0秒2差の3着でした。 直線に入ってから進路が塞がれる不利がありようやく進路が空いた後の瞬発力は非常に目を瞠るものがありました。 決め手勝負になり易いオークスなので、展開や天候が味方すると十分にチャンスがありそうです。 400kg台と小柄なタイプなので馬場は軽い方が合いそうです。
| 本命◎ |
9エンブロイダリー
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|---|---|
| 対抗○ |
1アルマヴェローチェ
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| 単穴▲ |
15カムニャック
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| 連下△ |
5リンクスティップ
10タイセイプランセス
12ブラウンラチェット
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