去年はテンハッピーローズが波乱を呼んだヴィクトリアマイルは過去10年で三連単の配当が90万円を超えたケースが3回あり、2015年は2000万馬券の超波乱なんてこともありました。
逆にアーモンドアイが勝利した2020年は1万円未満になったりとその年によって非常にバラバラの傾向になるイメージです。
去年はRPCI47のハイペースになりましたが近年はRPCI53前後の平均ペースからややスローペースくらいになる傾向が強いように見えます。
レースタイムは1分32秒0前後になることが多いです。
ペース配分は3~4コーナーで息が入り、直線3Fの勝負になるケースが多く、上り3F33秒前半の末脚が必要になる場合が多いです。
2016年以降の勝馬は差し馬が多く、4~8番手くらいから速い末脚が使えるタイプに展開が向き易そうに見えます。
過去10年で1~3番手で進めた馬が勝利したケースがなく、4番手からの先行で勝利したのはソダシとアーモンドアイの2回のみで、中団からの競馬が良さそうです。
11番手から後ろからの競馬で勝利したのは2011年のアパパネまで遡り、後ろからの競馬でもかなり厳しい展開になりそうです。
上り3Fのタイムが1~3位の勝馬が多く、特に32秒台から33秒前半で差して勝利しているケースが多く速い末脚が求められそうです。
PCI3は54~55くらいになることが多く、直線勝負になることが多いです。
3着内で見てみると2022年以降は上り最速馬は馬券に絡んでいません。
2~3番手からの競馬で馬券に絡んでいるケースが多く、前からの競馬が優勢に見えます。
とはいえ、上り3Fで33秒台前半の末脚が使えることが前提になることが多く、速い末脚が使えないとかなり厳しそう。
去年はAG値の1~3位がそのまま3着内に入っていて、AG値1位は二年連続で1着になっています。
NSA値2位までやAG値3位までの馬の入賞率やSA値1位の馬の勝率が高いです。
今年数値で目立つのはAG値・NSA値・A値が1位のアスコリピチェーノで他の数値も4~5位と全般的に高いです。
次いでSA値・TSA値1位、NSA値2位のアルジーヌ、AG値1位のクリスマスパレード、SA値1位のラヴェル、S値1位、AG値2位のボンドガールなど。
前走は1351ターフスプリント(GII)に出走し勝利。GIIとはいえ約1.8億円の賞金を獲得しています。 重馬場だったら海外レースのゴールデンイーグルで12着に負け事がありますが、その他のレースでは連対率100%と非常に安定した成績です。 初めての国内古馬戦となった京成杯AHで8~9番手の競馬で上り3F32秒7でA値77のSA値154と異常に高い数値で勝利していて能力がずば抜けて高いように見えます。 NHKマイルCや桜花賞ではどちらも2着ながら強い相手との勝負が多く経験値も一番高そうです。 ルメール騎手はVMで5年連続馬券圏内と非常に安定した成績でどのペースになっても馬券内に入ってきそうな気がします。
前走は阪神牝馬Sに出走し6番手からの競馬で上り3F33秒0(3位)の末脚でサフィラにタイム差なしの2着でした。 そこまで末脚の速さがあるタイプには見えないけれど、前走は良い末脚を使えていて前走と同様の走りが出来ると勝ち負けになりそうです。 数値が非常に高く、成績も安定している点が好材料です。 騎手はレーン騎手に乗り変わりとなり、騎手としての期待値は最大です。 逆に乗り変わりで相性が悪いなんて可能性もありますが、逆に良い方に変わる期待の方が大きいです。 東京は初めての出走になりますが、これまでの数値を見るとあまり合わない気がします。 左回りがダメそうな気もしますし、直線勝負もあまり期待できないため展開次第かなと思います。
前走国内では初めての古馬戦となった大阪杯で13着に負けています。 敗因はいまいちハッキリしないので、少し安定感を低めに見積もりました。 8~10番手くらいの中団くらいから進めるケースが多く、末脚勝負に持ち込むケースが多いです。 チェルヴィニアやアスコリピチェーノ、ボンドガールなどとバチバチにやり合ってきていて経験値は非常に高いです。 マイル戦は桜花賞以来となりますが、1600m戦のほうが数値も成績も良く適正距離になる気がします。
一線級の相手とバチバチにやり合ってきたボンドガールですが実はまだ1勝馬です。 後方からの競馬で速い末脚で勝負をかけるスタイルで、このスタイルにしてはかなり安定した成績だと思います。 前走の阪神牝馬Sでは11番手からの競馬でサフィラやアルジーヌの前からの馬に差し届かずラヴァンダには同じような位置から上りのタイム差で0秒2の差をつけられ負けています。 外々を回されるなど展開が向かなかったこともあると思いますが、やや負け過ぎた気もします。
2024年以降連対率100%と非常に安定した成績で走れていて、前走は福島牝馬Sを勝利して重賞初勝利となりました。 2~4番手からの前からの競馬になることが多いので、展開は少し厳しくなりそうです。 淡々と121~131の高めの数値で走れているので、安定さが一番の魅力です。
前走は中山牝馬Sに出走し7番手からの競馬で勝利し重賞初勝利となりました。 2走前は新潟の魚沼Sで上り最速33秒0で勝利していて、直線の長いコースは非常に合いそうで末脚もかなりの物がありそうに見えます。 S値が65を超えるような早いレースタイムでは勝利経験が無いので、今回速いタイムになってどうか。
前走は阪神牝馬Sに出走し、4番手からの競馬でサフィラに0秒2差の4着でした。 菱田騎手に乗り変わり後は比較的安定した成績で走れていて、騎手との相性は良さそうです。 これといった武器も見当たらないのですが、SA値が高めで成績も安定しているので、相手なりに走れるタイプな気がします。 展開が向くと馬券に絡む可能性がありそうです。
| 本命◎ |
17アスコリピチェーノ
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|---|---|
| 対抗○ |
3アルジーヌ
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| 単穴▲ |
2ステレンボッシュ
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| 連下△ |
9アドマイヤマツリ
10ボンドガール
12シランケド
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| 穴馬× |
13ビヨンドザヴァレー
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