NHKマイルCの展開と予想2025年

東京
11R

NHKマイルCの展開と予想

1600m 芝 良 🌞

NHKマイルカップの傾向

RPCI48くらいの平均ペースで1分32秒4前後のタイムになります

RPCIは48~54くらいまでの幅があり、去年はRPCI52のややスローペースでした。 2021~2023年はRPCI48くらいの平均ペースになっていて、今年も平均ペースになると想定しています。 レースタイムはどの年もだいたい1分32秒4くらいになり、今年もこのくらいのタイムになる想定です。 ペース配分はスタート直後の2Fで10秒台の速いラップを刻んだ後は4コーナーまで11秒台のペースで進み、直線の末脚勝負となります。

上り3Fの速さは大事。後方からでも届き易く前走A値60超えが良さそう

3着内の結果を見てみると、スローペースだった去年は比較的前有利だったものの多くの年で後ろからの競馬で馬券に絡んでいるので、差し有利なレースになることが多そうです。 RPCIが51を超えると前が有利になる傾向のように見えます。 上り3Fの最速タイムは33秒6前後になることが多く、後方からの競馬でも33秒台で走れると好走が期待できそうです。 前走着順が1着の馬が極端に少ないので、ジンクス的な話になってしまいそうですが、前走着順2~5着が良さそうです。 しかし、重賞で2着以内の経験かリステッド競争勝利の経験がある馬の活躍が目立つようにも思え、実績の値が4桁ある馬が馬券に絡み易い傾向です。

数値はSP値やS値のスピード系が良く、他にNSA値が良さそう

上りの速い馬が良いのですが、数値で見るとSP値やS値の相関関係が良く見えます。 SP値の3位までやNSA値の2位までの馬が過去10年で6勝しています。 A値64以上のレース経験が複数ある馬が穴を開けるレースも見られ、相関は弱いですが前5走のページでA値に着目するのも良いと思います。 注目馬5頭に含まれる穴馬が良く当たる傾向ですが、今年は穴馬の推奨は無いようで、今年も去年同様に堅めの結果になるのかも知れません。

有力馬診断

アドマイヤズーム

能力
100
騎手
90
展開
60
安定
90
実績
100
コース

前走NZTに出走し、3~5番手からの競馬でイミグラントソングにタイム差なしクビ差の2着でした。 2走前は朝日杯FSで2番手からの競馬で上り最速33秒6で勝利しています。 2戦共にA値が69、68と非常に高く前から行って速い脚が使えるのが武器です。 NHKマイルCの傾向としては中団から後方からの競馬で末脚を使うタイプに展開が向き易いので、展開的にはややマイナスかも知れません。 それでも非常に高い数値・高いレベルの相手と戦えて来ていて、安定して馬券に絡めるタイプなので安定感は一番だと思います。 東京は初めてなので未知数です。

イミグラントソング

能力
100
騎手
90
展開
80
安定
80
実績
90
コース
80

前走はNZTに出走し9番手からの競馬で上り最速33秒1でアドマイヤズームに勝利しました。 1勝クラスを勝ち切れないようなレースが続いていたのですが、ここまで5戦して全てA値60以上、新馬戦を除きすべて上り最速タイムと速い上りを武器としています。 6~9番手くらいから進めることが多く差し切れないケースも多かったのですが、前走アドマイヤズームに勝ち切れている点は高評価です。 全てのレースで速い上りが使えているので、勝ち切れてはいないのですが安定度は高いと思います。 前走はS値66A値72と非常に高い数値で走れていて、特に中山ではよく走りそうです。 東京は2戦していて共に上り3F33秒5くらいで走れていて、得意そうです。 騎手がルメール騎手に乗り変わりとなるのもプラスになりそうです。

18コートアリシアン

能力
88
騎手
70
展開
70
安定
50
実績
50

前走NZTに出走し、7番手からの競馬でイミグラントソングに0秒2差の3着に負けています。 アドマイヤマーズには差し届かず、イミグラントソングには差されている形となっていて、2頭とはまだ力差があるのかなという印象です。 菅原騎手騎乗時に好成績で、馬券内を外したことが無い点が評価材料です。 5~9番手から速い上りが使えるタイプなので、展開は向き易そうです。 大外枠となりましたが、過去のレース傾向で見ると8枠はなかなか好成績で脚質にも合っていて良いのではないかと思います。

ランスオブカオス

能力
95
騎手
40
展開
60
安定
60
実績
60
コース

前走はチャーチルダウンズCに出走し、2~5番手からの競馬で上り3F33秒9で勝利しています。 アルテヴェローチェやミニトランザットに先着している点が高評価ポイントです。 朝日杯FSでも3着に入っていて、重賞3戦全て馬券内と安定度が高い点も高評価です。 ずば抜けた武器がある感じでもないのですが、前~中団くらいから良い末脚が使えるタイプで成績通り安定さが高いタイプです。

15アルテヴェローチェ

能力
88
騎手
50
展開
60
安定
70
実績
60

前走はチャーチルダウンズCに出走し5~8番手からの競馬でランスオブカオスに0.3秒差の2着でした。 4~6番手くらいからの競馬で速めの末脚が使えるタイプで重賞は4戦して1-2-0-1と安定度が高いです。

16サトノカルナバル

能力
88
騎手
100
展開
40
安定
40
実績
60

前走は共同通信杯に出走し4番手からの競馬で5着でした。 キング騎手騎乗で2戦共に凡走していますが、今回はレーン騎手が新馬戦以来の騎乗となり巻き返しを図ります。 レーン騎手騎乗の新馬戦では稍重の東京1400m戦で4番手からの競馬で上り最速34秒0で2着以下に1秒以上の差をつけて勝利しています。

× 13ミニトランザット

能力
92
騎手
50
展開
70
安定
40
実績
40
コース

前走チャーチルダウンズCで8~9番手からの競馬で上り最速33秒7で3着。 きさらぎ賞のみ凡走していて、いまいち敗因がつかめていないようなので、安定性は少し低めに見積もっています。 東京での経験が無いのですが、速い上りが使えるタイプなので合うのではないかと思います。 数値では上位馬とくらべると見劣りするため相手まで。

× ヤンキーバローズ

能力
88
騎手
60
展開
70
安定
70
気性
40
距離
40

前走はファルコンSに出走し8~10番手からの競馬で上り2位の34秒3で勝利しました。 ここ4戦は全て8~10番手からの競馬で速い上りを使う競馬で勝ち負けしています。 1600m戦は初めてで200mの距離延長となります。 折い合い面で問題がありますが、前走は岩田望来騎手が上手く騎乗して勝利している点から今回も期待できるのではないかと思います。

管理人による馬券予想

本命◎
8アドマイヤズーム
対抗○
6イミグラントソング
単穴▲
18コートアリシアン
連下△
5ランスオブカオス
15アルテヴェローチェ
16サトノカルナバル
穴馬×
4ヤンキーバローズ
13ミニトランザット