ペースはRPCI49~56くらいまで非常に幅広く、よく見られるのはRPCI52~54くらいの平均からややスローペース。
レースタイムはここ3年は2分24秒0前後になっていて、今年も同レベルの速さになる予想。
ペース配分は折れ線グラフを見ての通りその年によってバラバラ。
1コーナーから4コーナーまでラップタイム12秒台ですすみ、4コーナーからペースが上がり、直線に入って3ハロンの勝負になるケースが基本。
末脚勝負になり易く、差し競馬になり易いレース。
過去15年の傾向を見ると、上り3Fタイムの最速馬もしくは2位の馬が目立つ。
脚質も過去15年で11回が差し馬の勝利で先行馬の勝利は3回、逃げが1回と差し競馬が有利になり易い。
2~3番手で進めるような王道競馬で一頭も勝馬がいないのは非常に珍しい。
5~6番手の2番手集団から進めて勝利するケースが多く、次いで7~9番手の中団から進めるタイプ。
後方からでも届くケースが散見され、後ろからの場合は33秒台の末脚で走れると良さそう。
良馬場開催だった過去7年の3着内の結果を見てみても、上り3Fの速い馬が多くを占めている。
PCI3が57前後になることが多く、非常に後傾で差し有利なことが数値からも伺える。
前から行くタイプの馬の活躍が極端に少なく、序盤から4番手以内につけて馬券に絡んだのはロードレゼルだけ。
5~9番手で進める差し馬が強い。
後方からでも届くケースはあり、2023年は3頭すべて後方からの競馬だったけれどレアケース。
差し届かない可能性が高いので、どうしても後ろからになってしまうようなタイプは割り引いた方が良さそう。
数値の相関関係はまあまあ。
A値は2位までの馬に活躍馬が多い。ここ2年は4位の馬が1着になっていて、A値の高さは1着馬の重要な指標になりそう。
TSA値は1~5位までの馬の多くが入賞していて、NSA値とSA値はどちらも第2位までの結果が良い。
今年数値で目立つのはA値・S値・SP値1位、TSA値・NSA値・SA値・AG値2位のファイアンクランツ。
ここまで5戦して全てA値が61以上と高い数値を誇る。
次に目立つのはゲルチュタールでSA値・NSA値1位、SP値・S値2位、A値3位、TSA値5位。
3番手がTSA値・AG値1位、A値4位のエネルジコ。
新馬戦、セントポーリア賞共に数値は100台でそこそこだけれど、上り3Fのタイム差が0.5秒差以上ある点で評価されてそう。
前走はすみれSに出走し、7番手からの競馬で上り3F最速タイムの34秒5で前残りな競馬で良く詰めている。 2走前はゆりかもめ賞で8番手からの競馬で上り3F最速タイムの33秒5で2着。 基本的に5~8番手で進めてきているので、今回はレース展開が合いそう。 モレイラ騎手に乗り変わりになり、プラス材料になりそう。
前走はセントポーリア省で10番手からの競馬で上り最速34秒0で勝利。 2走前は東京1800m新馬戦で上り3F33秒3で速い上りで勝利している2連勝馬。 上りのタイム差だけを見ると非凡な印象を受けるが数値がそこまで高くなく、相手関係もそこまで強くないので今回が一つの試金石となりそう。 2戦とも10番手より後ろからだったのでかなりレースタイムが速くなりそうな今回、S値62くらいの時に33秒台の末脚で走れるかがポイントになりそう。
前走は毎日杯で逃げて上り3F33秒5でファンダムに0.2秒差の2着。 2走前は京成杯で14着と大敗していて、杉原騎手のコメントでは気性難で手に入れられなかったと話しているので能力判断としては度外視で良いかと思う。 10月の新馬戦から順調に馬体重を増やし数値も上がっていて能力は高そうに見える。 前から行くことが多く、レース展開は少し合いづらそう。 気性が難しいようなので、池添騎手への乗り変わりは合いそうな気がする。
前走はゆきやなぎ賞で2番手からの競馬で上り3F34秒7で勝利。 京成杯では大敗していて、この時は完成度の高さを理由に挙げていた。 レコードタイムだった葉牡丹賞では7番手からの競馬でヴィンセンシオにタイム差無しの2着。 2度SA値が125を超えていて、数値はとても高い。 基本的に2番手からの競馬でA値が高いので前から行く競馬の方が合いそうで、今回は展開的には少しマイナス材料になりそう。 前から進めてもA値が高いので、可能性は十分ある。
前走中山2200mの未勝利戦を大まくりで勝利。4ハロンくらいを駆け抜けて、上り最速34秒5で走っている。 実績は低く相手が強化されるけれど、2戦してどちらもA値が60を超えていて能力は高そう。 佐々木騎手に乗り変わりとなりどうか。
| 本命◎ |
9ファイアンクランツ
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|---|---|
| 対抗○ |
10エネルジコ
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| 単穴▲ |
8ガルダイア
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| 連下△ |
4ゲルチュタール
11レッドバンデ
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