サウジアラビアRCの展開と予想2024年

東京
11R

サウジアラビアRCの展開と予想

1600m 芝 稍重

サウジアラビアロイヤルカップの傾向

ペース傾向はバラバラ。ややスローペース傾向が強め

RPCIは47~61と非常に幅広く、中央値ではRPCI54前後のスローペース傾向。 平均ラップは11秒7前後でレースタイム1分33秒4前後、上がり3Fタイムは32秒2~33秒5くらいが最速タイムになりそう。 天気は土曜日午前中から雨が降り続きそうで、気温も24度程度の予報のため重馬場くらいのイメージが良さそう。

堅い決着が多いレース

多くのレースでガチガチな結果になることが多く、中央の重賞レース140レースのうち2番目に堅い結果になるレース。 過去9年間のサウジアラビアRCで6回が3連単で1万円未満の決着。4回は1,2,3番人気の人気通りの決着になっている。 1番人気が馬券に絡まなかったのは2022年のみで、3着になったのも1回、1番人気は連対率が77%と非常に高い。

数値の相関関係は強め

数値の関連性がとても高く、中でもTSA値が高く、9回のレースでTSA値3位までの馬が1着に入る確率が100%。 1着と2着がTSA値3位までの馬で決まったレースが7レースある。 その他にNSA値、AG値、SA値も相関関係が強め。 今年のTSA値1位はフードマン、2位がアルレッキーノ、3位がタイセイカレントとなっている。

ポジションは先行有利、末脚鋭い馬も届く

過去9年で最終コーナー3番手までの馬が1着になってレースが5回と50%を超えで平均的な数値。 その他は6~9番手からの競馬で追い・差しの馬が4回勝利。 少頭数でのレースが多く、追い込みでも末脚で33秒前半で走れると可能性が十分にある。

有力馬診断

アルレッキーノ

新馬戦はクロワデュノールと直線おい比べになり0.4秒差の2着と力差で負けたが、前走新潟マイル戦で1.2秒差の圧勝、上り3F33秒7で勝ち上がった。 2戦とも逃げて速い上りを使えていて今回のメンバーでは能力がやや秀でていそう。 姉に今年のオークス馬であるチェルヴィニア、兄に新潟記念を勝ったノッキングポイントと兄姉がどちらも重賞級で母はオークス2着馬チェッキーノという良血馬。

フードマン

重馬場の中京1400m戦で逃げて上り35秒1、A値72と高い数値。 父がキングマンなので距離はマイルくらいまでは大丈夫だと思う。 重馬場になりそうな点も経験知的にはプラス評価。

タイセイカレント

中京1600mの新馬戦を逃げて上り33秒9A値67と高めの数値で勝利。 同条件の新馬戦を上がり3F33秒3で走ったナミュール、アドマイヤマーズらと比べレースタイムは1秒ほど早くなかなか良い数値だと思う。 今回相手が逃げて勝ち上がってきている馬が多く、ポジション争いがどこになるかなかなか難しそう。

管理人による馬券予想

本命◎
3アルレッキーノ
対抗○
7フードマン
単穴▲
5タイセイカレント