NHKマイルCの展開と予想2024年

東京
11R

NHKマイルCの展開と予想

1600m 芝 良 🌞

NHKマイルカップの展開予想と傾向

ここ数年は差し馬が優勢

過去の傾向ではRPCI50前後の平均ペースで、レースタイムは1:32.3前後で上りタイムが34.3秒前後になると予想されS値65、A値65前後になりそうです。 スタートから下り坂が続くため向こう正面の上り坂までに1F10.5秒くらいの高速ペースで進み、3コーナー~4コーナーで息を入れて直線勝負になる流れです。 2018年以降の6年間での勝ち馬は6頭中5頭が差し~追い込みの後方からの競馬での勝利でした。 先行・逃げ馬が勝利したのは2020年、2017年、2014年と3回ありますが、いずれの場合も逃げ馬か番手での馬が馬券に絡んでいます。 今年は逃げそうな有力馬は不在のように思えるので、最近の傾向通り中団~後方からの競馬の方が展開は向きそうな気がしますがジャンタルマンタルを始め好位からの競馬をする有力馬も数頭いるため展開が読みづらくなりそうです。

マイル重賞組かGI組か

前走はアーリントンCやニュージーランドTのマイル重賞からの出走が目立ち、ここ2022年と2023年はどちらもこの2レースの馬が1~3着を独占しています。 他にも桜花賞や皐月賞からの参戦で馬券に絡むケースも目立ちます。 その他、ファルコンS(1400m)や毎日杯(1800m)の2着以内馬もちらほら見かけます。 今年は皐月賞3着の朝日杯FS馬ジャンタルマンタル、桜花賞2着の阪神JF馬アスコリピチェーノ、ニュージーランドTを勝ったエコロブルーム、アーリントンCを勝ったディスペランツァを始め、主要重賞レースの2~3着馬も多く揃い非常に豪華なメンバーが揃いました。

SP値の相関関係が強め

ここ3年間は数値との相関関係が弱く、どちらかというと東京が合うとか展開が向いたとか能力よりも合う合わないが勝ち負けに繋がったように思えます。 数値の中では比較的SP値での相関関係が強めでSP値の色付きの中から選択するのも一つの手法かと思います。 例えば去年のシャンパンカラーやウンブライルは展開が向いたこともありますがSP値が色付きでした。 2020年のラウダシオンは9番人気でしたがSP値2位の90、2018年の3着馬レッドヴェイロンはSP値1位の100など。 特に前走の数値でSP値が高くなっている場合は少し評価を上げるのが良いかも知れません。

大荒れの可能性が高い

過去10年間の三連単で10万円以上の配当が6回と大荒れになることが多いです。 2023年のウンブライル、2020年のラウダシオン、2019年のケイデンスコール、2018年のレッドヴェイロン、2016年のレインボーライン、2014年のタガノブルグと注目馬に出てくる人気薄の馬が馬券に絡むことも多いので、注目馬に人気薄がいたらとりあえず馬連やワイドなどで馬券に絡めてみると良いかも知れません。

有力馬診断

16ジャンタルマンタル

前走皐月賞でジャスティンミラノに0.1秒差の3着、共同通信杯でジャスティンミラノに0.2秒差の2着。 共同通信杯では上がりハロンのタイムが32.6秒、A値69と非常に高かった。 好位からの競馬になりNHKマイルCのここ最近の傾向からは合わないけれど、王道の競馬が出来るのは強みだと思う。 皐月賞ではレコ―ドタイムを牽引する強い競馬を、共同通信杯では驚異の末脚を見せていて東京のマイルも合うと思う。

14アスコリピチェーノ

前走桜花賞ではステレンボッシュに0.1秒差の2着と初敗北。ここ3戦は全てマイル戦の重賞でA値63前後、SA値126前後と安定して高い数値。 中団からの競馬でNHKマイルCは展開が向きそう。 今回は骨折休養明けのルメール騎手の騎乗に戻り、数値にプラスαあるかも。 相手がジャンタルマンタルだとすると差し届くか難しいイメージで対抗としました。

ロジリオン

前走のファルコンSはダノンマッキンリーに0.6秒差の5着と大きく負けた。 その前のクロッカスSでは逆にタノンマッキンリーに勝利、上り3ハロンタイム33.2秒、A値66のSA値125と高い数値で勝利。 3走前も東京1400mでレコ―ドタイムだった京王杯2歳Sで0.1秒差の2着、上り最速33.0秒でS値60のA値60とこちらも高い数値。 東京なら今回のメンバーでも馬券に絡める可能性を感じる。

12ゴンバデカーブース

2戦2勝の無敗馬。ホープフルSを喉頭蓋エントラップメントの治療のため回避し今回が復活戦。 サウジアラビアRCではボンドガールに0.3秒差で勝利していて能力は高い。 その時の数値がA値64、SA値122と2歳としてはとても高く、成長と仕上がり次第では十分勝ち負けになりそう。 土曜日は8鞍中5勝したモレイラ騎手騎乗はプラス材料。

ディスペランツァ

前走アーリントンCをA値71のSA値125と高い数値で勝利。 3勝が全て阪神競馬、1600mでは2戦2勝と無敗でA値65以上、SA値125前後と非常に優秀な数値。 中団後方からの競馬になるためNHKマイルCの展開にも向きそう。 騎手は鮫島克駿騎手に変更となりますが大きな影響はないように思えます。

管理人による馬券予想

本命◎
16ジャンタルマンタル
対抗○
14アスコリピチェーノ
単穴▲
6ロジリオン
連下△
3ディスペランツァ
12ゴンバデカーブース