2023年を除き、上り最速馬は必ず馬券に絡んでいて、過去10年で6-2-1-1の成績です。 上り3Fタイム2位の馬も3-3-3-2と多くが馬券に絡んでいます。 今年上り3Fの速さで目立っているのはヒルデグリムで、新潟1600mの新馬戦を上り3F33秒1(2位)の末脚、A値66.8の高数値で勝利しています。 次いで目立つのはタイセイボーグで、前走ダリア賞で2着ながら上り3F33秒4、A値70.3と高数値でした。 サノノグレーターも東京1600mの新馬戦で11番手の後方からの競馬でしたが上り3F33秒9で目立った末脚を使えています。 前走が上がり3F33秒台で走れている馬が馬券に絡むケースも多くこの3頭に注目したいです。
新潟2歳SはRPCIが60を超えることも多いほど超スローペースの直線勝負になりがちなレースで、前走のRPCIが高い馬が馬券に絡むケースが多いです。 今年の出走馬で前走のRPCIが一番高かったのはヒルデグリムでRPCI58.4という超スローペースでのレースで勝利しています。 次に高いのはフェスティバルヒルでRPCI57.6です。こちらは4番手からの競馬での数値で現時点での完成度も高いように見えます。 次に高いのはリアライズシリウスでRPCI55で勝利しています。
前走を逃げて圧勝したリアライズシリウスが今年の一番人気となりそうですが、前走を逃げて勝利したのは2017年のフロンティアまで遡ります。 過去10年の新潟2歳Sでは逃げて勝利したケースはなく、データ的にはやや不安が残ります。 ポジションでは5~8番手くらいからの競馬で上り3F33秒0前後の速い末脚での勝負になるケースが多く、足を溜めて直線ヨーイドンで競り勝てるタイプが狙い目となりそうです。
去年の皐月賞馬で唯一クロワデュノールに勝利したミュージアムマイルの半弟のフェスティバルヒル。 新馬戦の2着馬と3着馬がどちらも次戦の未勝利戦で勝っていて、レベルの高い初戦を2列目の4番手外から回って勝ちきっています。 上りの速さこそ今一つな感じではありましたが、超スローペースをきっちり勝ち上がっている完成度の高さと、兄にGI馬がいるという血統が好材料です。 調教でも終い1Fを11秒1で走れているようで兄譲りのスピードもちゃんと持ってそうです。
| 本命◎ |
5ヒルデグリム
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|---|---|
| 対抗○ |
4フェスティバルヒル
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| 単穴▲ |
3タイセイボーグ
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| 連下△ |
9リアライズシリウス
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| 穴馬× |
10タイセイフレッサ
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