札幌記念の展開と予想2024年

札幌
11R

札幌記念の展開と予想

2000m 芝

札幌記念の傾向

スローペースからハイペースまで色々な展開

過去10年では超ハイペースからややスローペースまで幅広い傾向。 良馬場では平均~ややスローペースくらいになることが多く、レースタイムは1分59秒5前後のタイムで稍重では2分1秒5前後くらいになる。 上り3Fタイムは良馬場で34秒5~35秒5くらいになる。 今年は木曜日朝から日曜日までは晴れが続きそうで良馬場での開催になりそう。

1~3番手と上り3Fの早い馬

展開次第で後方からでも届くケースが多く、特にハイペースになると後方からの馬に展開が向きやすくなる。 過去10年では2022年を除き上り最速馬が馬券に絡んでいて展開が向きやすい。 反面、逃げ~3番手の馬が馬券に絡むケースも多い。

数値はA値が非常に関連性が強く他の数値も比較的相関関係が強め

末脚が鋭い馬が馬券に絡み易い傾向と同じように、A値が高い馬が馬券に絡み易い傾向。 過去10年でA値1位の馬が9回馬券に絡んでいて、過去4年連続1着となっている。(2021年はステイフーリッシュが競争中止でA値2位のソダシが勝っている) 他の数値も相関関係は強めで各数値の1位と2位は要注意かも知れない。 今年のA値1位は8歳のボッケリーニとモズゴールドバレルが65で同率1位、A値3位にプログノーシス。 数値で目立つのも上記3頭で、他にSP値1位のチャックネイト、AG値3位のシャフリヤール、S値3位のステラヴェローチェ。

有力馬診断

11プログノーシス

去年の札幌記念勝利馬。今年の金鯱賞で0.8秒差の大差で2年連続1着となっている。 前走は香港遠征でQE2世Cでロマンチックウォリアー(安田記念勝利馬でGI5連勝中)にクビ差の2着。 国内の競馬では中日新聞杯以外すべてのレースで馬券に絡んでいて、実績・数値共に秀でている。

シャフリヤール

去年の札幌記念は11着と大敗しているものの馬場の悪さと喉頭蓋エントラップメント発症と問題は明確だった。 最近は海外遠征が多く横の比較や近走の数値がなかなか測りづらいけれど前走のドバイシーマクラシックでリバティアイランドやジャスティンパレスに先着していて、その実力はまだ衰えていないはず。 実績最上位でここでも勝ち負けになる可能性は高い。

3ボッケリーニ

A値、S値、NSA値、TSA値1位でNSA値2位、SP値3位と数値が非常に高い。 今年で8歳になったが実力は衰えておらず数値的にはまだ上がり調子にすら見える。 前走鳴尾記念ではヨーホーレイクにタイム差無しの2着。 札幌は初だけれど末脚が生かせる展開が多い札幌記念は合いそう。

ドゥラエレーデ

前走はダート重賞のエルムSに出走し2着。ここ最近はダートレースの出走が多く国内の芝レースは去年のセントライト記念以来。 番手から進める競馬が多く、今回は逃げ馬も少なく展開が向きそう。

× アウスヴァール

今回逃げそうな1頭。前走函館記念で逃げて3着に入っている。 数値的にはSA値120前後で今回のメンバーではやや低めながら他に逃げそうな馬がいないため展開が向く可能性もありそう。

× 10モズゴールドバレル

今年に入り重賞・リステッド競争を走りいずれも7~11着と大敗しているものの妙に数値が高い。 前から進めて末脚も早いタイムが出せる。 実績からかなりの人気薄になりそうだけれど、数値からは能力の高さが伺え、前から行けたら可能性ありそう。

管理人による馬券予想

本命◎
11プログノーシス
対抗○
4シャフリヤール
単穴▲
3ボッケリーニ
連下△
1ドゥラエレーデ
穴馬×
8アウスヴァール
10モズゴールドバレル