クイーンSの展開と予想2024年

札幌
11R

クイーンSの展開と予想

1800m 芝 稍重

クイーンステークスの傾向

スローペース傾向だがハイペース時は後方有利

過去10レース中6レースがスローペースで、前が有利になり最終コーナーで10番手以内にいないと差し届かなくなる。 RPCIが50未満になりハイペース傾向になると後方からが有利になり易く末脚勝負になる。 今年はウインピクシス、コンクシェル、ラリュエル辺りが逃げそうな馬達で3頭ともそこまでハナにはこだわら無さそうで上手くRPCI52~53くらいで進みそうな気がする。 そうなると展開的にはRPCI52くらいのスローペースで長く脚を使うような持続スピード勝負になり、前有利な展開。 勝ちタイムは1分47秒5前後で上り3Fが34秒5前後、S値62A値62くらいになるのではないかと思う。

中団有利。先行馬は差されることが多い

最終コーナーで7番手前後につけた馬が直線で差すような展開が多い。 上り最速馬はそこまで届かないことが多いが、33秒5くらいで走れる場合は届くこともある。 ラップの傾向は年によってバラッバラで正確に読み解くことは非常に難しいレース。 7番手前後で末脚が切れる馬はウンブライル、ボンドガール、ドゥアイズなど。

数値の相関関係は弱め。敷いていればSP値

数値の相関関係は比較的弱めのレースで、展開や札幌が合う合わない辺りの方が重要になりがち。 SP値の相関関係が比較的強めで、今年はモリアーナ、ドゥアイズ、ウンブライル、エリカヴィータ、スタニングローズ辺りがSP値高め。 モリアーナの紫苑Sのタイムがかなり強くて少しモリアーナのSP値が高いけれど少し割り引いた方が良さそう。

有力馬診断

ボンドガール

前走はNHKマイルCで直線不利があり17着と大敗。2走前はニュージーランドTで2着。 今回1800m戦は過去最長のレースで札幌競馬場も初と不安材料もいくつかあるけれど斤量51kgの軽ハンデは好材料。 前から行く競馬なので展開も向きそう。

13ドゥアイズ

前走ヴィクトリアマイルは4着で、ヴィクトリアマイル出走組では最上位。 5~9番手から進めて差す競馬が多く、クイーンSの展開は向きそう。 ずば抜けた武器があるわけではないけれど、コンスタントに120後半くらいのSA値で走れていて能力は高い。

14モリアーナ

前走はヴィクトリアマイルで7着と凡走。前々走阪神牝馬Sでは上がり3F32秒9の最速タイムで3着。 後方からの競馬になるので展開が向かないと厳しいけれど、末脚は切れる。 札幌はコスモス賞で勝利していて大きな問題は無さそう。

ウンブライル

しばらくマイル戦のみで出走していて1800mは過去最長距離。札幌も初出走でこの辺りは未知数なところがある。 木村調教師も広いところが合うと言っているのでやや不安材料。 馬券に絡んだ時は全て上がり最速タイムをマークしていて短い直線が合うかどうか。

スタニングローズ

2022年の秋華賞馬で実績は一番。2023年以降勝ち星がないけれど久しぶりのGIIIで巻き返しを図りたいレース。 末脚はそこまで切れる感じではないし前から行けるので以外に合うんじゃないかと思う。 器用さがあるとのコメントもあるの出来たいしたい。

コンクシェル

古馬重賞を勝っているのはコンクシェルのみで実績は上位と言っても良さそう。 前走ヴィクトリアマイルでは逃げて13着と大敗しているものの5勝中3勝は逃げて勝ったもので、今年の中山牝馬Sも逃げて勝利している。 クイーンSで逃げ馬が馬券に絡んだのは過去10年で2頭のみでやや不利だけれど上手くペースを作れれば。

管理人による馬券予想

本命◎
1ボンドガール
対抗○
13ドゥアイズ
単穴▲
14モリアーナ
連下△
2ウンブライル
6コンクシェル
9スタニングローズ