ここ10年RPCIで44~46くらいのハイペースで息が入らない展開が多い。
平均ラップで11秒2くらいのケースが多く、決着タイムは1分7秒3前後、上がり3Fタイムは33秒5前後になり、S値63A値63くらいになる想定。
例年は8月20日頃に行われていたレースだけれど、2024年は6月開催になる。
例年だとCBC賞やアイビスサマーDなど夏の短距離レースからの出走馬の活躍が目立っていたのでローテーションの予測は少し難しくなる。
珍しく逃げ馬~追い込み馬まで満遍なく結果が出ているレースで、かといって数値の高い馬が実力通り勝つというわけではないレース。
上がり最速馬の勝率は20%で、馬券に絡んだのも50%となかなか微妙な数値。
ここ10年は全て前走1000m~1200m出走馬が勝利していて、馬券に絡んだのも去年2着のママコチャの1頭のみ。
2009年~2013年までは差し馬有利だったのだけれど、最近はかなり展開がバラバラで読みづらいレース。
稍重だった2020年、2021年はどちらも逃げ馬が馬券に絡んでおり、道悪になりそうな今回は前からが比較的有利になりそう。
逃げ馬なら34秒4、差し馬なら33秒5くらいの末脚で走れると馬券に絡み易そう。
数値に関係なく馬券に絡むことが多く、データが参考になりにくいレース。
TSA値の1~2位がここ10年では10頭2着に入っていて、10年中9年はTSA値の1位か2位のどちらかが2着以内に入っている。
今年のTSA値1位はジャスパークローネ、2位はサーマルウインド。
ジャスパークローネはしばらく海外遠征が続いていて久しぶりに日本のレース。去年の北九州記念では勝利していて相性は良さそう。
サーマルウインドは前走春雷Sでサトノレーヴにタイム差なしの2着。A値68SA値137と非常に高い数値。
かなり荒れる傾向が強いレースです。2022年は16番人気単勝164倍のボンボヤージが勝利していて、この時は小倉巧者&51kgの軽ハンデが良かったのだと思います。 2017年は14番人気ナリタスターワンが2着、15番人気のラインスピリットが3着に入っていて前残り展開。 2014年も同じく二桁人気のメイショウイザヨイが2着、カイシュウコロンボが3着に入り、この時も前残り展開でした。 逆に2020年のアフィルアウェイ10番人気では14番手から3着に入っている。 今年は前から行ける有力馬が多いので前から行く馬は少し分が悪く、末脚鋭い人気薄を馬券に絡めてみると良いかも。 後ろから行く馬はエイシンスポッター、ヤクシマ、トゥラヴェスーラ、ディヴィナシオンあたり。 ディヴィナシオン、しばらく負けが多いですが小倉は安定して高い数値で走れているので良さそう。2022年の佐世保Sの時の数値で走れれば馬券に絡めそう。 ヤクシマも小倉で3戦2勝と得意条件なので妙味はありそう。
前から行けるタイプで、前走で初めて1200m戦に出走し春雷Sでサトノレーヴにタイム差なしの2着。 サトノレーヴは続く函館スプリントSを勝利していてレベルの高いレースだった。 春雷SはA値68SA値137と数値が高く、十分スプリント重賞レースでやれそう。 スプリントレース2戦目でまだ真価が正しく測れないところもあるけれど数値では上位。 NSA値SA値・A値・S値が1位でTSA値とSP値が2位と数値では一番高い。 前走から引き続き川田騎手騎乗で鞍上は万全。 小倉は初めてだけれど、末脚がそこまで切れるタイプではないし合うのではないかと思う。
前走は葵Sで好位から進めてピューロマジックに0.2秒差の3着。 2走前は逆にピューロマジックに0.4秒差で勝利している。 1600m戦の阪神JFでのみ大敗しているけれど、1400m以下のレースでは複勝率100%と安定した成績を誇る。 前から進めて早い末脚も使えるので馬券に絡み易いタイプ。 今回は最軽ハンデ52kgもあり更に有利に働きそう。 道悪で4戦していて3-1-0-0と連対率100%と道悪は大歓迎。
前走は春雷SでA値67SA値135と高い数値でサーマルウインドに0.1秒差の3着。 全体的に数値が高くNSA値・S値・A値が2位でSA値とTSA値が3位。 前から進めて上がり3F34秒0くらいで走れるので馬券に絡み易い。 A値高く数値の高さから抑えまでに。
前走は葵Sで逃げてペアポルックス、ナナオに先着して勝利している。 A値63SA値131とこの時の数値が最も高い。 過去6戦で全て逃げていて今回も逃げそうな1頭。 1200m戦では逃げて連対率100%と安定した成績。 前走と同様の走りが出来るとここでも勝ち負けになりそう。 道悪は微妙なところだけれど、札幌の稍重で高数値で勝利しているので稍重くらいまでなら問題なさそう。
1200mに変わってから3連勝し、前走はオーシャンSでトウシンマカオに0.2秒差の3着でヨシノイースターに先着している。 中団くらいから進めて差す競馬が多く、今回稍重になるようならかなり得意条件に近い。 小倉は1戦1勝の成績で数値がA値63SA値122とそこそこ高い数値。 シルクロードS以外ではA値63~67でSA値128前後と高い数値で走れているので能力は高い。 騎手は西村騎手が初騎乗になり相性がどうか不明だが、小倉での実績はボチボチ。 8枠は好枠。 稍重のレース経験が3戦ありその全てで上がり最速値で走れていて道悪は歓迎。
去年末から海外で4戦していずれも微妙な結果に。 去年の北九州記念では逃げて勝利していて得意な条件ではありそう。 実績最上位で斤量は58.5kgの最重量ハンデを背負う。 TSA値とSA値が1位、SP値3位と数値でも高く人気になりそうな一頭。 重賞2勝で実績最上位だけれど過去15年の北九州記念でハンデ58kg以上で馬券に絡んだ馬は0頭でそれを覆せるほどの能力差があるかというと微妙。
前走葵Sでピューロマジックに0.2秒差の2着。5戦して連対率100%と安定した成績。 5戦全て2番手からの競馬で上りも早い脚を使えて安定して馬券に絡めるタイプ。 ナナオやヨシノイースターとタイプが似ていてかなり激しい勝負になりそう。 小倉では2戦2勝と勝率100%で得意な条件。
前走安土城Sで後方から進めてA値68SA値125で勝利。 1200m戦は久しぶりで、小倉1200mでは2戦2勝と得意な条件。 後方からの競馬で多くの場合上り最速タイムで走れていて、後方からでも届く小倉1200mは最も得意な条件の1つだと思う。 京都1200mか小倉1200mなら重賞で勝利してもおかしくない。 騎手は引き続き角田騎手で勝つことが出来れば重賞初勝利となる。 斤量58kgとジャスパークローネに次ぐハンデがだいぶきつい気がする。 前から行く馬が非常に多く、2020年の北九州記念のように後方からの馬に展開が向けば勝ち負けになる。
1200m戦で安定した成績を残せている。大崩れをしないタイプで逃げても追い込んでも馬券に絡める自在性がある。 京都や阪神の1200mで32秒台の上りを出しているので末脚は切れるタイプ。 騎手は坂井騎手に戻りプラス材料で53kgと比較的軽ハンデなのも好材料。 前でも後ろでも行けるタイプで、今回のメンバーだとやや後方から進める可能性が高そう。 稍重の小倉で数値を下げて負けていて、やや苦手な条件の可能性があり抑えまで。
今年はすでに5戦していて稍重の小倉1200m戦となった巌流島Sのみ勝利している。 今年は後方から直線に賭ける競馬が多く、中山や京都では32秒台の上りで走れていて末脚勝負だと可能性が出てきそう。 小倉で3戦して2勝していて得意な条件。
| 本命◎ |
3サーマルウインド
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|---|---|
| 対抗○ |
16ヨシノイースター
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| 単穴▲ |
14ナナオ
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| 連下△ |
4グランテスト
9ペアポルックス
10エイシンスポッター
11ジャスパークローネ
12ピューロマジック
18バースクライ
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| 穴馬× |
6ヤクシマ
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